視察報告 | 山田京子のもっといながわ(^-^)/ もっと議会を身近に! もっと政治を身近に! 猪名川町 猪名川町議会
1月26日(土)

久しぶりのブログになります(゚ー゚;

今日は、21日・22日の2日間での会派視察報告を致します(o^-')b

21日、自然と共に生きる村、群馬県川場村へ地場産業の発展と、

自然エネルギー発電への取り組みについて見学に行きました。

豊かな自然に恵まれている川場村ですが、もともとは観光資源もなく、

減反で田んぼも荒れ、農業も衰退の一途をたどり、

このままでは今後この村はどうなってしまうのだろうという想いから、

4代前の村長が、昭和52年に【農】を観光に出来ないかと

取り組みを始めた。

大きな目的は、村の主な産業である農業と観光を融合させ、

地場産業品の振興と、新規開発としていて、設立により、

就業の場の確保や特産品の開発・販売促進、

農地の遊休化の防止など、地域社会の形成に

大きく貢献していた。

実際に現地に行くと、複数の工房に分かれており、特産品の製造・

販売、また、木工や陶芸の体験教室もあり、

ドライブ中に休憩する道の駅、買い物をする道の駅ではなく、

遊びに行く道の駅、まさに農業と観光が融合した施設となっていた。
 
 

世田谷区との縁組協定は30年を超え、村内にある世田谷区民健康村

での村民の雇用、また、毎年世田谷区の小学5年生が

健康村を利用し村を訪れ、その数はこれまでに200万人を超え、

子どもの頃に川場村の魅力を知ることで、大人になり、

子どもを連れて遊びにくるなどのリピーター率アップにも

つながっている。

また、川場村と東京農業大学、清水建設は、平成24年、森林資源を

活用・整備することによりCO2クレジットに繋げ、間伐材を木材製品に

加工・販売することによる地場産業の創出、再生可能エネルギーの

地産地消を可能にするモデルづくりを目的とし、

【元気なふるさとづくり協定】を結んでいる。

村の予算の3割を農業や観光に充てていることからも、村としての

取り組む意欲がわかった。

猪名川町も、今ある観光資源の活用、新たな観光客の呼び込み策、

情報発信力、また、観光客の受け入れ態勢の整備、

また、今進めている木質バイオマス燃料の利用促進を図る

取り組みも、大学などの研究機関とタイアップするなどの策も

視野に入れ、より効率的に進めていくことも必要と考えます。

2日目は東京都大田区へ、子育て支援の視察に行ってきました。
 

大田区の待機児童数は、平成19年から右肩上がりで、現在は

400人前後ということで、若い世代の多さは、羨ましく

思いました。

しかし、やはり社会情勢の変化や女性の働き方の多様化で、

保育サービスの充実も強く求められるようになり、

保育サービスの定員を増やす取り組みをしていました。

その中でも、今回の視察の目的である保育ママ制度についての

説明をしていただきました。

保育ママは、保育士・教員・助産師・保育士・看護師の資格を

もっているか、育児経験がある25歳以上70歳未満で健康な人

がなれ、自宅を開放するか、区が開設している保育室で保育を

するもので、利用者と保育ママは直接契約し、利用者は、保育料

月額2万3千円を支払い、区が負担するお金は、

保険代・保育ママへの補助金(子ども1人につき

月額8万3千円)・定期的に行う研修費用などで、

年間およそ1億4千万円。

土地が高いので、保育所を新たに開設するには

莫大な費用がかかると言う事でした。


***おまけ***

行きの飛行機から、富士山が綺麗に見えました(*^-^)b

 

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