今日は、北海道NIE研究会主催の冬季研修会でした。
ミニ講演は、読売新聞北海道支社編集部長による「学力危機」の話。
北海道の紙面で学力について連載していました。
昨年までで第2部まで。
今年は3部、4部と続くようです。
実践発表は小学校、中学校の2本。
小学校は、ベテラン教員による、新聞を「読む」「知る」「作る」という実践。
S社のソフトによる新聞も披露。
コンピュータによる実践がほとんどないこの研究会。
いい刺激になったようです。
中学校は、道新のワークシートを使った実践。
編集に関わっていることもあり、その活用のしかたは、あっぱれでした。
教科指導に結びついてこそ新聞が教材化されたといえます。
こういうことがさらりとできるのは、日頃からNIEについて考えているからですね。
さて、この2つの実践の共通項は、自己表現。
メディア創造力に通ずるものを感じました。
そして、ICT活用も同じですが、だれかが背負い込んで行なっている限りは広まりはありません。
やはり、まわりを巻き込むこと、その学校に根付くこと、それができなければ意味がないんですね。
今日の研修は、なかなか有意義なものとなりました。