体内に障害を引き起こす酸素由来の毒性の強いフリーラジカルの中に「活性酸素」と呼ばれるものがあります。
「活性酸素」は、〝細胞を酸化し、体をサビつかせる〟老化の元凶です。
「活性酸素」には、酸素由来の毒性の強い4種のフリーラジカルがあります。
ジニア（百日草）とエキナセア
体の中には、酸素を利用して細菌やがんなどの外敵を攻撃するしくみも備わっています。たとえば細胞中の白血球は、酸素から「活性酸素」をつくり出して、外敵を殺します。
それだけならよいのですが、「活性酸素」はいろいろな物質と反応し、酸化させて障（傷）害を引き起こし、「老化」や「病気」の原因となるのです。
「活性酸素」は、「酸素より反応性に富む」という意味です。
「活性酸素」には酸化力・毒性の強い４つの種類があります。
エネルギーが産み出される過程で、①スーパーオキシド、②ヒドロキシルラジカル、③過酸化水素の３つの「活性酸素」が発生します。
（※過酸化水素はフリーラジカルではありませんが、ヒドロキシルラジカルに変化するため、フリーラジカルの中間といえます）
この３つに加えて、エネルギー産生と関わりなく、光による化学反応などで発生する「一重項酸素」を入れた４つの分子を「活性酸素」といっています。
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