筋肉は体温の40％以上を生み出す熱機関ですが、加齢や運動不足で衰えてしまいます。日常でよく使う腕の筋肉より、
お尻の大殿筋や太ももの大腿筋などは特に衰えやすく、筋肉の70％を占める下半身が衰えると、どんどん低体温に。
何もしなければ衰える一方ですが、鍛えれば確実に増えるのが筋肉。筋肉が増えれば体温が上がって免疫力がアップします。筋肉が骨や関節を保護するので、骨粗しょう症や関節痛などになりにくくなります。
ただし、心拍数が上がって心臓がパクパクするような運動はご法度。無理は体に負担がかかりますし、長続きしません。
週一度のハードな運動より、少しの運動を長く続けることが筋肉アップのコツです。
姿勢を意識しながらやや早足で歩きましょう。やや遠くに目をやり、あごは引く。背筋を伸ばし、お腹をひっこめ、お尻は引き締める。この姿勢をキープしながら歩きます。腕はひじを軽く曲げて後ろに引き足はひざを曲げずにかかとから着地するようにします。一日30～60分、自分の体力に合わせて無理せずに行います。
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