高圧洗浄機のスイッチを入れたら、その瞬間にバチっ!!
◆ 先日、長く温めていた構想を、ようやく形にして設置した屋外防水コンセント。
ママが、洗車しようかなあ、って言うので、待ってましたとばかりに、やるよ~!!
っと、喜び勇んで高圧洗浄機を持ち出して、玄関内の表札灯スイッチを入れ、
自前で設置した防水コンセントに接続!
↑ やっぱ、延長コードを準備しないでイイのは楽ちん!
↑ 心も軽やかに、洗剤などの準備もして・・
水道ホースも接続して、 スイッチ~、オ~ン!!
バウンっ(始動音)! ばちっ!・・・
し~ん・・・・・・・・・・・・・・・
あれ? おい! どしたっ?
玄関内でママが、「なんか匂う~」って・・・もしや!
すぐに電源スイッチを切り、コンセントも抜いて玄関に飛び込んだ。
確かに何か匂う。スイッチに鼻を近づけると・・ここだな。
ママにもここ、嗅いでみて、と言うと、そうね、ここね。 やっぱ間違いない。
↑ スイッチパネルをバラしてみる。
↑ あっちゃ~・・・ 0.5Aの低電流スイッチだ。
単純な過ちを犯していた。
壁の中の電線は通常、1回線で1,500Wまで利用できる電気が流れている。
そこに僅かな消費電力しか使わないLED電球だけつなげて、単なるスイッチで1,500Wの電気を流せば、電球は一発で切れてしまうから、低電流スイッチで電流を制限して流し電球を保護するのは当然だ。
外壁のアウトレットボックスに普通の太さのVVFケーブルがきてたから、何も考えずに高圧洗浄機とかも使えるって先入観だけでコンセントを増設してしまったのだ。
で、高圧洗浄機が1,250w≒12.5Aを要求したけど、0.5Aしか流せない定電流スイッチが焼き切れたのだ。
これが高圧洗浄機だったから一発で切れてくれたけど、人感反応式ライトの付いた防犯カメラとか、0.5Aをやや超えるような機器を常時つなげでもしていたら、
直ぐには焼き切れずに、熱を持ったまま長時間経ってある時、突然発火・・なんて最悪な結果になっていたかも知れない・・。
何のために二種電気工事士を取ったんだ・・ これじゃあ無資格でこっそり工事してるレベルとおんなじだ。深く反省・・・
ホームセンターを回って、焼き切れたスイッチと同じ型を探したが、置いてあるのはパナソニックばかりで、東芝製品が無かった。仕方ないのでとりあえずパナソニックの同等品を購入して取り替えたけど、スイッチ枠にハマらない。ネットでポチった全く同じスイッチが届くまで、そこだけスイッチが奥まった状態が続いたが、ようやく本日復旧した。
屋外コンセントは、使わなければ特に問題は無いから、しばらく放置。
今は給湯器のコンセントから分岐して、増設コンセントまで電線を引く案を検討中である。
技術系の資格は、怪我や事故を防止するために適切な作業の準拠を勉強する。それなのにこの始末。資格を取ってから時間が経ち、忘れていることも多い。作業も数をこなしている訳でもなく、それらの作業もそれほど難しいものでも無かった。全くスキルの身に付いていないにも関わらず、根拠なく過信してしまった。次からは、初めての作業の時は、現状がなぜそうなっているのか、許容電流はどうなっているのか、とか勉強し直すようにしようと思った事件だった。
電気、こわいなぁ。