台風の中での上京。 | 山と道具と

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登山やら、キャンプやら、そしてその道具たち。

◆ 3年ぶりに上京した。

金曜の夕方の便でに行って、土曜の夕方には帰る計画で航空チケットとホテル一泊を確保。

したのだが、

金曜は台風16号が関東接近!

で、金曜夕方の便を朝イチの便に、4日前に変更。でも木曜になって、金曜は全便が「天候調整」。つまり、飛ぶか飛ばないか直前にならないと分からない状態。なので急きょ木曜朝に、その日の夕方の便に変更した。

早割りだったけど、「天候調整」になってからだったので追加料金無しだった。

でも、宿の一泊は追加の出費。

金曜の宿は当日オープンの所だったので、木曜夜は別の宿にせざるを得なかった。

木曜夕方の飛行機は何事もなく運行。

↑ 夜10時頃に宿に入った頃には、もう雨が降り出していた。

 

金曜は風雨の強い中、10半過ぎに宿を出て(宿が11時まで)、土曜の用事のある場所を確認に行って、とんぼ返りで宿のある上野に向かった。

台風の中、5分も外を歩くと傘をさしてでも濡れないのは頭だけ(・・;)

それを予測してレインウエア(バーサライト)を上下持って行ってたので体は濡れなかった。が、気温は20度。雨が冷たく、体感温度はもっと低く、体はかなり冷えた。

しかし、チェックインの時間まで3時間くらいある。

仕方ないので雨宿りを兼ねて、国立科学博物館に行った。

中に入ったのは20年ぶりくらい。

ここは展示物も面白いが、建物そのものが大好きな所でもある。

この博物館は、明治維新からわずか10年後には創設されたのだから、当時の日本の教育・研究にかける国としての強い思いを感じる。

上野が桜の名所になったのは戦後のこと。明治維新前はもっとこんもりした山で、江戸時代は「上野のお山」と呼ばれていたくらいの「山」だった。

江戸の人口増加やゴミを処理するため東京湾が埋め立てられたり、明治維新直前にはお台場を建造するための土砂を高輪あたりから採取するなどされ、その過程で上野のお山も山頂部が削り取られ、今のように平らな部分が広かがったようだ。

その平らになった一角にこの国立科学博物館は建てられた。

外観も重厚だが、内部も素晴らしい。

 

 
 
 
 
 
 
 

東京大空襲からも免れ、築100年近い建物とは思えないほどしっかりしている。

一部、鉄柱で補強されていたりするが、無粋ではなく、違和感はない。

ちなみに、この建物、真上から見ると、飛行機の形をしている。

観て回っていると靴の中が雨でグチョグチョになってて気持ち悪いことに気づいた・・・。

日本館から地球館へと続く渡り廊下の所で、靴を脱いでみたらヤクルト一杯分くらい、雨水がじゃぁっとこぼれた(・・;)

 

展示物と建物をシゲシゲと観てたら、あっという間に3時近くなって、ホテルに向う。

玄関前でレインウエアを脱いでチェックイン。

 

 

このホテル、本日オープンで、キレイだし、露天風呂付き大浴場があってサイコー。

 

 

台風でずぶ濡れになって冷えた体を熱い温泉で早速温めた。

風呂上がりのビールもサイコー。

 

キャリーケースの中まで雨が入り込んで、かなり濡れていた(・・;)

 

タオルで拭いたくらいではダメで、ドライヤーで乾かした。
靴も同様だった。
 
着替えその他、中身は全部防水処置しておいたので問題なし。
 
 
 

翌日に備えて早めに就寝。

土曜は台風一過の快晴!

前日の下見のおかげで目的地にはすんなり到着。

昼過ぎに用事は終わって、

帰りの便は5時過ぎだが、東京をウロウロするのはコロナが怖いので、昼食を摂ったら、すぐに羽田に向かった。

政府の施策で空港にはコロナPCR検査や抗原検査を受けられる。

前日に予約していたので受けてみた。PCRは4時間かかるので、30分で結果の出る抗原検査にした。

渡されたキット(綿棒とそれを入れる容器)を使って自分で鼻から取って、誓約書などを書き、提出。

もし、陽性だったら2週間、空港近くの宿を自腹で取らなければならない。

そして当然、その日の飛行機での移動は出来ない。搭乗直前にキャンセルすることになる(・・;)

また、どこの病院で再度検査を受けるか記入も必要だった(゚∀゚)

ドキドキしても始まらないので、とりあえず子どもたちへのお土産を買ったりしながら30分を過ごした。

結果は、

 

 

 

無事、陰性(^^)/

 

出発まで何にもすることがなく、この記事を書きながら時間を潰し、

帰りの飛行機も異常なくフライト。

夕方の西へ向う便だったので、1時間以上もずうっと夕焼けを見ながらの空の旅だった。

 

 

さて、次は年明けの上京かな。

今度は雪で飛ばないとか、ないよねぇ・・