2007年暮れに、中国・南京に赴任して、途中1年間ほど、オランダに住んだが、合計中国に9年住んだ。見るものすべてが珍しく、探索を始めた。

しばらくは、南京及びその周辺を探索してみます。

 

夫子廟(Fuzimiao)

 

孔子廟のほかに、市内を流れる秦淮河(チンフアイホー/Qinhuai He)を中心に古くから栄えた繁華街と、大規模な科挙の試験場の跡地を総称して、夫子廟と呼ばれている。

清末には、科挙の試験場と共に遊郭も林立する一大繁華街となり、明かりを灯した船に乗った遊女が、夜の秦淮河に溢れたといわれている。

 

今では南京の一大観光地です。
夫子廟入口
 
孔子廟
 
秦淮河(チンフアイホー)
 

1168年(乾道4年)、宋朝により建築された科挙の試験場であり、最盛期には中国最大の科挙試験場となった。 ここから輩出された官人としては :唐伯虎(1470-1523明)、施耐庵(1296-1371、明、水滸伝作者)、呉承恩(1506-1582、明、西遊記作者)、 鄭板橋(1693-1765、清)、翁同龢(1830-1904、清)、李鴻章(1823-1901、清)などがいる。

 

 

春節から15日目の元宵節に行われるランタンフェスティバル「秦淮灯会」には、毎年、50万人以上の人でにぎわう。 

秦淮河(チンフアイホー):元宵灯会(ランタンフェティバル/YuanXiaoDengHui)

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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RED FORT (赤い城)

 

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、アーグラから遷都し、自らの名を冠した新都シャージャハーナーバード (Shahjahanabad) における居城として築かれた。1639年から9年をかけて1648年に完成。名称の由来ともなった城壁の赤い色は、建材として用いられた赤砂岩のものである。

1857年のインド大反乱のとき、イギリスは軍の駐屯地として接収した。兵舎が建設されるなど、城内は大きく造り替えられた。

インドの独立後も、近年まで軍の施設として使用されていた(現在も、デリー門周辺と北西部には軍の施設があり、立ち入れない)。

 

2007年に、隣接するサリームガル城 (Salimgarh Fort) と併せて「赤い城の建造物群」としてユネスコの世界遺産に登録された。 

ラホール門内のチャッタ・チョウクは宮廷の女性たちのためのショッピング街であったといい、現在は土産物屋が並ぶ。

城内全景 (同衛星写真→こちら

 

RED FORT前景

 

 

ラーホール門 Lahore Gate 

 

ラーホール門 Lahore Gate 遠景

 

ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)Diwan-i-Am

 

 

ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)Diwan-i-Amの王座

 

 

 

ラング・マハル(彩りの間)Rang Mahal

 

 

 

カース・マハル(皇帝の私室)Khas Mahal

 

 

 

ディーワーネ・カース(貴賓謁見の間)Diwan-i-Khas

 

 

 

 

中庭、モーティー・マスジット(真珠のモスク)Moti Masjidが見える。

信仰心のあつかったアウラングゼーブ帝が、礼拝ごとにジャマー・マスジットまで出かける手間を省くために造った皇帝専用のモスク)

 

 

 

首相演説台 (英国からの独立を記念してここからインド首相が演説をするようだ)→こちらの報道

 

 

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ムガル帝国(1526年~1858年)の第2代皇帝フマユーン(Nasiruddin Humayun)(1530年~1540年)の墓廟=フマーユーン廟を訪れた。皇帝フマーユーンの棺を収める墓廟として、王妃ハージ・ベグムが建てたものだそうです。

 

インドにおけるイスラーム建築の精華のひとつと評され、その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたといわれる。

 

 

 

Humayun's Tombより南の眺望

 

廟周囲の庭園は、ペルシア的な四分庭園となっており、10ヘクタール以上の広大な敷地を有する。四分庭園とは、四面同等の意匠をもち、4つの区画に分けられた正方形の庭園であり、庭園には水路や園路が格子状に走向して中形ないし小形の正方形をつくり、それぞれの交点には小空間や露壇、池泉などが設けられている。

 

フマーユーン廟の庭園は、インド亜大陸における四分庭園形式の庭園としては最古のものであり、ペルシアの伝統が色濃く反映された、従来のヒンドゥー建築やインド・イスラーム建築には存在しなかった形式の庭園である。

優美な庭園はまた、しばしば「楽園の思想」の具現化であると評される。すなわち、中近東生まれの宗教であるイスラームにとって、によって囲まれ、日陰とがふんだんにある庭とは、まさに「天上の楽園」を地上に模写した人工物だったのである

 

場所は、ニューデリー中心部(コンノート・プレイス)の南東約5キロメートル、インド門からは南東約2.6キロメートルの地点にあり、デリー首都圏の空の玄関口であるインディラ・ガンディー国際空港の東方やや北寄り約13キロメートル、デリー首都圏におけるターミナル駅のひとつであるハズラト・ニザームッディーン駅の北北西約500メートルに立地する。→こちらの地図

 

Bu Hamila門

 

Bu Hamila廟

 

Isa Khan廟(イーサーハーン廟)

 

フマーユーン廟の周辺には、スール朝シェール・シャー宮廷に仕えた貴族イーサー・ハーン・ニヤーズィーの墓廟であるイーサー・ハーン廟、13世紀後半から14世紀前半にかけてのイスラームのスーフィーの聖者の墓廟ニザームッディーン廟など、墓建築をはじめとするイスラームの宗教遺跡が数多く分布する。

 

参考:

ニューデリーの歴史・遺跡の背景について→こちらに分かり易く書かれている。

 

 

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ニューデリー南郊外約15kmに位置するインド最古のイスラーム遺跡群

クトゥブ・ミナール(Qutub Minar)

 

高さが72.5mあり、世界で最も高いミナレット

 

地震落雷などで先端が崩れた後に修復してあり、当初は100mほどの高さがあったという。直径は、基底部14.3mに対して先端部2.75mであり、文字どおりの尖塔である。内部には378段の階段があり、以前は先端部まで上ることができた。

 

1192年、後に奴隷王朝を打ち立てるクトゥブ・ウッディーン・アイバクが、北インドを制圧した記念に建立したのがクトゥブ・ミナールです。本来は礼拝の時を知らせるためのものですが、国内のヒンドゥー教徒たちに対するイスラームの勢力誇示という意味合いが強かったようです。見上げるクトゥブ・ミナールの高さは約72.5m。5層からなる塔の壁には、コーランの章句やアラベスクが刻まれ、辺りを払うほどの気品と威厳を漂わせています。

その傍らに立つのが、クワットゥル・イスラーム・モスク。破壊したヒンドゥー寺院の石材を再利用したため、偶像崇拝を認めないイスラームにありながら、回廊の列柱に女神像が残るという不思議。赤砂岩の塔やモスクは夕陽を浴びてさらに美しく輝きます。

 

モスクの中庭にそびえるチャンドラヴァルマンの鉄柱

4世紀に鍛造された高さ約7.2mの鉄柱ですが、雨ざらしにもかかわらずほとんど錆びていないのは、100%に近い高い純度の成せる業。柱を背に腕をまわして、両手が組めたら幸せになれるという言い伝えも。現在は柵があるため、直接触ることはできません。

回廊

 

イレトゥミシュ

 

また、均整のとれた美しい門アライ・ダルワーザ、壁を覆うレリーフ彫刻が見事なイレトゥミシュ廟、未完成のアラーイ・ミナールなど、見どころが目白押しです.

アラーイ・ミナール

 

 

 

参考:

ニューデリーの歴史・遺跡の背景について→こちらに分かり易く書かれている。

クトゥブミナール地図:→Google Map

同衛星写真→こちら

 

 

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New Delhiはインドでも行って見たいところであった。初めてでもあり、お勧めにより、日航ホテル(現メトロポリタンホテル)に宿をとった。

ホテル正面

 

 

ホテル裏

 

早めに仕事を切り上げ、観光に出かけた。

インド門 第一次世界大戦で戦死したイギリス領インド帝国の兵士(約8万5千人)を追悼するために造られた。

 

インド門からMain Street(ラジバース通り)を来ると、官庁街です。外務省、財務省などが並んでます。

 

 

 

大統領官邸

 

 

 

 

New Delhiの下町のChandni Chowk の側にあるJama Majid通り。電線が混雑しているのがいかにもインドという街の風景ですね。

 

官庁街と差が大きすぎますね

 

 

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