クジラ処理費問題、大阪市が外部監察専門委員のチームに調査を委託  

昨年1月に大阪湾で死んだクジラの処理費用が見積額の2倍以上に膨らんだ問題で、大阪市は外部監察専門委員のチームに調査を委託した。13日、横山英幸市長が記者団に明らかにした。委託は12日付。

 

引用元:産経ニュース

 

 

…これなぁ…

 

私個人としては、そりゃそうなるよ…としか。

 

勿論、見積額よりも大幅な予算超過は問題だが、そもそも最初の見積もりそのものが妥当だったか?…と言う問題もある。

 

そもそも、『突然現れた巨大な死体』を始末してくれ、と言われて、それをやりたがる業者なんてそうそういないだろう。

 

”どんな仕事でもすぐやります”なんて業者は、よっぽど暇なのか、あるいは特殊な業務で普段は出番がないのか…だから、大体は他に業務があって、その合間にやる、という形になる。

 

…ということは、それに必要な人員や機械その他もろもろを(業務の合間に)手配して、さらに片付けた死体を処分する場所も必要…

 

…で、積算していったらこの結果。

 

多分、業者側の方が正解だと見るけれど、最初の見積もりと、最終的な工程がどうだったのかを見ないと何とも言えないけれども。

 

どうなるやら?

 

 

 

余談だが、私が”今の時点では”業者の方の肩を持っているのは、これがあるから。

 

おそらく、こういう資料に準拠して費用を弾きだしたのだろうから、それがよっぽどザルでなければ、業者側の言い分の方が通るだろう。

 

ただし”政治的に”それが通るかどうかは別な話だが。

 

勿論、政治を優先させた場合、大阪で同様の事案が発生したとき、次に引き受けてくれる業者は多分ないだろうけどな。