フィリピン、日本から巡視船5隻追加調達へ 17日に覚書 「将来にわたって主力船」

南シナ海で中国と対峙するフィリピン沿岸警備隊は15日、全長97メートルの大型巡視船5隻を日本から政府開発援助(ODA)の円借款で追加調達する覚書を17日に交わすと発表した。ガバン長官は15日、共同通信の取材に「将来にわたって主力船になる」と強調。南シナ海の平和と法秩序の維持に向け「日本の協力にとても感謝している」と述べた。

 

引用元:産経ニュース

 

 

…これ、すげーなー…

 

まぁ、日本は特殊船舶の建造に強い…というのはあるにせよ、安い韓国や、あるいは海外輸出に元から熱心なフランスと比べて、こっちを選ぶ…くらいだから、相当日本製の巡視船を気に入ったんだろう。

 

更に、日本であれば、フランスとかから買うよりもメンテナンスが受けやすい、ってのもあるだろう。

 

それに、フィリピンにはスービック海軍基地があって、ここは元々米軍の基地で、艦船のメンテナンス設備もあった。

 

それをもう一度使えるように出来るならば、色々恩恵はある。

 

ともあれ、中国は面白くないだろうけど。

 

あと、日本製を選ぶのが正解…というのは、”荒天に強い”というのもある。

 

その昔、太平洋戦争の後半、比島攻防戦が大詰めに来た頃、アメリカ海軍の艦隊の泊地に台風が襲来。

 

…結果、アメリカ海軍は洒落にならない被害を出したが、一方その頃日本艦隊は平然と艦隊行動をやっていたという…

 

…とまぁ、こんな歴史もあったりするので、フランスや韓国にそれを要求するのはちょっと辛いかも。

 

…後は、このクラス(写真はビーチクラフト350)の飛行機をもう少し供与すればいいんだろうけどなぁ…

 

どうなんだろ?