「東京ミネルヴァ法律事務所」を除名処分 25億円不正流用で弁護士会

過払い金返還請求事件を多く手がけ、巨額の負債を抱え破産手続き開始決定が出た弁護士法人「東京ミネルヴァ法律事務所」(東京都港区)について、第一東京弁護士会は19日、懲戒処分の中で最も重い除名にしたと明らかにした。依頼者からの預かり金約25億円が不正に流用されたと結論付けた。処分は17日付。

 

引用元:産経ニュース

 

 

…これ、自業自得というかなんというか…

 

今や多くのサラ金が大手銀行の傘下に入ったり廃業したり…となったら、後は過去の利息制限法の上限越え分だけ。

 

そうなったら、”過払い金訴訟”もほどんど意味なくなる…ので、それで儲けた弁護士事務所の運命は…ということだったのだが。

 

遂にその”本命”がこういう形になったので、”過払い金ビジネス”は今後下火になっていくだろう。

 

…とはいうものの、問題はこの弁護士事務所に居た弁護士の今後。

 

上の方はともかく、下っ端弁護士は”除名された弁護士事務所に勤めていた”だなんて言ったら、他の大手弁護士事務所に就職するのは相当厳しい。

 

ホント、どうなるのやら…

 

余談だが、この問題の背景を概論的に知りたかったら、多分この本が唯一。

 

”団地金融”から始まるサラ金の歴史がここまで繋がっているんで。

 

そして、本来は”金融の裏街道”だった事業が、今や銀行の稼ぎ頭という皮肉w