NTT社長、全国通信網は「携帯中心の体系に」 能登地震被害は100億円

NTTの島田明社長は8日、NTT法の見直しを巡り、同法が定める通信サービスの全国提供義務について「今後は携帯電話を中心とした体系をつくる必要がある」と述べた。現在義務付けられている固定電話や公衆電話は利用者の減少が続いており、より生活に身近な携帯を重視すべきだとの認識を示した。能登半島地震に伴うNTTの被害額は100億円程度に上ることも明らかにした。

 

引用元:産経ニュース

 

 

…これ、ドコモの人たちにしたら、『分家が本家になっちゃう』…みたいな感じで、逆に居心地が悪いだろうなぁw

 

まぁ、言わんとすることは分からんでもないけど、結局無線は無線でしかないから…

 

一番の問題は『自然現象には逆らえない』…ことにデータ通信速度を上げようとすると、周波数を上げるしかないが、そうすると伝達距離が短くなる…ので、当然基地局を増やさなくてはいけない…が。

 

しかし、基地局を増やすにも限度があるから、どうしても有線部分は必要。

 

また、大容量化が進むインターネット環境を考えた場合、光ファイバーの安定性は魅力的。

 

…ただし、今度はそれを司るコンピュータの性能がネックになるが、それでも無線よりはマシ。

 

…そんなこんなで、最終的には有線部分がしっかり機能しないとアカン、ということになるのだろうが、それをひっくり返すようなこと言って大丈夫か?…と思わんでも。

 

 

 

…余談だが、こういう話題が出るたびごとにヤキモキするのはこういう方々じゃないかと思う。

 

…な~にせ10年ひと昔どころか、下手したら来年再来年には激変しているかも…だから、たまったもんじゃない。

 

通信業界で一番大変な部門じゃないかなぁ…