…少なくとも、これをまともに信用している日米政府関係者は居ないと思う…
というか、もしも『朝鮮戦争終戦』ということになれば、在韓米軍の存在意義がない。
=それは韓国そのものの存在意義の消滅であり、待ち受けているのは”南ベトナム化”という可能性が。
日本でも『特別永住許可制度』の根拠がなくなるので、いわゆる『在日』は、外国人として生きるか、帰化するか、帰国するかの三択を迫られる日が遠からず来ることを意味する。
ともあれ、南北朝鮮は”ハードランディングへの一里塚”を踏み越えたとみてよく、現状、アメリカ主導での南北統一はない、という事が確定した、ということで、韓国内では『従北派』による保守派勢力の掃討が強化されることになるだろう。
なにより、よくよく考えてみれば、南北首脳会談は”北寄り”の政権の時に開かれている(金大中・廬武鉉・文在寅)訳だから、北(とそのバックにいる中国…もっと言えば瀋陽軍区)の意向にそった形での行動が約束されている、と考えるのが正解だろう。
だから、『朝鮮半島の非核化』という表向きの美麗辞句に惑わされると大局を読み誤るのは確実。
非常に優しい、というか、甘い見方をすると、今後の朝鮮半島は、『中国版満州国建国』へのシナリオへ進みつつあると見るのが穏当で、アメリカがそれを容認するかどうかというところだろう。
それは=第一列島線防衛の強化と表裏一体になるので、、朝鮮半島は『捨て駒』以上の価値が(米中双方にとって)しかないことになる。
で、ロシアはどうするのかということだが、、やっぱりドサクサに紛れて遼東半島の奪取という事になるんだろうが、果たしてそれが叶うのかどうか?
こればかりは神のみぞ知る…だろうな。
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今の朝鮮半島情勢を、日清戦争前夜にダブらせて観ている人も多いだろうが、今回は新興国日本じゃなくて、世界の覇権国がメインプレーヤーであること、終戦後、三国干渉でフランスとドイツがロシア側についたことが次の日露戦争、そして第一次世界大戦への伏線になったが、今度はこの二国がロシア側につく可能性が薄いこと…を考えると、どうなるのやら。