せめて657本(野村克也)にしておけよ…と思わんでも。

 

これで思い出すのが清原の入団記者会見。

 

王さんの記録を目指したいと言っていたし、確かにその素質は間違いなくあったが…結局は『無冠の帝王』に終わってしまった。

 

ちなみに清原は名球会入り選手で唯一打撃主要タイトルを獲っていない選手でもある(本塁打最少の新井宏昌(88本)ですら首位打者を獲っている)

 

松井に関しては今更なので言及しないが、高校時代に成績を残して、騒がれて入団したバッターで大成した選手がどれだけいるか…を考えると、それは何かのフラグだろw…としか。

 

日本を代表する打者の一人として、イチローを挙げる人も多いと思うが、あれほどの選手ですらドラフト四位、しかも、オリックスのスカウト以外は誰も注目していなかった…という事実がある。

 

入団してきたイチローを見たヤクルト時代の野村克也が、そのバッティングセンスに目を見張り、『なんであんないい選手がノーマークだったんだ』と嘆かせたのは有名な逸話である。

 

そういうこともあるから、清宮のプロ志望はダメとは言わないが、注目されればされるほど、当然結果も求められるわけで、そのことが、果たして本人にとっていいことなのか?となると、それもそれで。

 

まぁ、清宮の場合、ジャンルは違えど、父親(清宮克幸)もまた世界を股にして厳しい闘いをやってきた人なので、そのあたりの話はきちんとしているとは思うけども。

 

どうなるやらこうなるやら。

 

少なくとも日ハムは獲りに来るだろうね。

 

 

 

 

私が読む限り、野村さん自身はあまり清宮を高く評価しているようには見えない。

 

今年の夏ブレイクした中村奨成 (広陵)の方を高く評価しているのは興味がある。

 

日ハムがドラフトでどっちを獲りに行くかで『現場の評価』がみえるんじゃないだろうか?