これで政治生命は絶たれたろう。
政治スタイルが変わっていく時代であるにもかかわらず、旧来の手法にこだわる余りの大失敗で、しかも政治生命はこれで終わる。
未決拘留期間がどのくらい加味されるか、で収監期間が変わるだろうから、丸々2年はないとは思う…が、こんな事言っているようでは仮釈放は厳しそうだ。

それより厳しいのは公民権停止5年。
首尾よく停止明けの年に国政選挙があればいいが、なかなか都合良くとはいかないだろう。

更に年齢の問題がのしかかる。70歳近くになって国政の、しかもかなりの変化が予想されるこの時代の国政に付いていけるのか、という疑念がある。

正直言ってこれはあきらめ時だろう。


そして、同じく旧来の手法にこだわる政治家、と言えば小沢一郎を挙げておかないと。

小沢はこの鈴木宗男の件をどう見ているのだろうか。
時代の冷酷なまでの変化をそこに感じるか、あるいはあえて自分のスタイルを崩さずに突き進むか。

鈴木が終わり、小沢が散ることで、初めて我が国は角栄の呪縛から逃れられるのかも知
れない。

しかしまあ、どんなもんだか…