安藤慶太氏の言いたいことは分かる。その通りなんだが…
しかし、そこまで言うなら、そういう人間を持ち上げてきたマスコミの問題を書いてほしかった。
が、当の持ち上げてきた人間すら驚くほどの斜め上だったとしたら、それはそれで御愁傷さまとしか。
勿論、その正体を知らなかったという言い訳は通らないだろう。

全国五大紙のうち、とある変態新聞の命運が尽きそうな今、マスコミが生き残る術は限られているだろう。

第一、一社潰れたら、それに伴う余剰人員、設備を引き受けるだけの市場がもうない。

それに、いままでこの20年、あらゆる分野の業界で大小問わず破綻や再編劇があった。
五現業三公社なんて言ったって今の女子高生諸君には通じないだろうww
都銀20行体制すら忘却の彼方に消え去りつつある。道民ですら『たあ坊』でピンとくる人はいないんじゃ。
だのにマスコミ業界だけ特別、と考える方がおかしいのでは?

おそらく、『その日』が来るまで、今の状態だろうが…
さて、結末やいかに?

現代のマスコミ、なかんずく新聞業界の問題をおおよそ知りたい方は、この本からどうぞ。
新聞がなくなる日/歌川 令三
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ちょっとセンセーショナルなタイトルだが現在進行中の新聞危機の流れの概要を知りたい方に。
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