今回は久し振りに占いについてのエントリー。


当ブログで占いに付いてアップしたのは↓

いわゆる「宿曜占い」について


ぐらいなもんで、殆どアップしてないが…😅



普段は料金をもらって鑑定はしてないが、縁のある友達限定で鑑定してる。


運勢学を研究している諸氏に役に立てればと私の鑑定をアップする。


今回は私の友達が仕事で東京へ行くんで運勢を見てもらいたいと言うので鑑定した。


◎第一段、尊星王流宿曜道による鑑定


先ず尊星王流宿曜道でみると(写真1参照)



写真1


現在、去年前半から尊星王流(そんじょうおうりゅう)に於ける大凶運期の真っ只中に入っていた。


・大限破門殺

2021212日〜2023519

・中限破門殺

20221011日〜1215


破門殺期間なので結婚や転職、引っ越しや新規のこと一般全部ダメ。


特に官禄位が破門に入るので、仕事絡み、新規事業や転職などはかなり悪い。


要注意は大限と中限の重なる今年の10月から12月。


それを去年伝えたんだが鑑定アルアルの「決まってるんで止める訳には行かない」とのことで去年11月に東京へ。



◎第二段、干支九星流年月法の鑑定


先ず当人の生年月日の盤を出したので写真2を参照。


写真2


まあ、人生楽ありゃ苦もあるさと宿曜の鑑定だけでそれまでにしたが、どうも気になって干支九星流月法によって見てたら


20211月〜202111月まで六白の破れ

・引き続き12月〜2022年4月まで一白暗剣

2021年12月〜翌4月まで年月同流


特に年月同流の期間とはその作用が強烈な影響を与える時期である。

つまり宿曜でも干支九星でも今年の10月前後が最大凶となる。


こりゃ無理にでも止めとけば良かった



しかも流年法によって見ても大限破門殺を抜けた後も悪い期間が続くので、これは方災の臭いがプンプンとしたので軽く当人の移動の軌跡を調べてみた。



◎第三段、干支九星の方位鑑定


方位は二十四山盤でみる。


・先ず、20175月に大阪内で未方位(南南西)へ最初の引っ越しをしている(写真3参照)。



写真3


年盤の未方位の坤宮は九星では当人の本命星七赤の回座の方位になるので九星では本命殺、干支は癸卯が飛匝しているので当人の本命支の酉からすると対冲の卯。月盤で見ると未方位へは中宮の亥の対冲支である巳が飛匝していて、宿曜では病厄位の壊宿の時。


これがマズかった。


実際この時、七赤の本命殺を侵したため次の引っ越しが「線路の周期」通り七赤年、七赤月の年月同盤の時となる。


・20203月、大阪から神戸の辛方位(西北西)へ引っ越し。


年盤の辛方位は当人の本命星七赤の定位で兌宮、九紫回座で暗剣殺、月盤も同じく暗剣殺で月破、飛匝してる辛巳は辛刑巳の支干刑害である。おまけに年盤兌宮に飛匝している寅から月盤兌宮の巳は寅刑巳の刑害となる。そして宿曜では遷移位なのでどうしても動きたくなる。


非常にマズい。


実際に暗剣殺を侵してるので同年8月にすぐ動かされる事になる。


・20208月、神戸から宇都宮の甲方位(東北東)へ引っ越し(写真4参照)


写真4


年盤の甲方位の震宮は九星で五黄殺、飛匝してる未は中宮支の子の六害支である。月盤の震宮へは当人の本命支である酉の対冲支である卯が飛匝している。


非常に悪い。


実際、暗剣殺と五黄殺を侵してるのですぐにまた引っ越しとなる。


・202111月、宇都宮から東京の丁方位(南南西)へ引っ越し。


年盤の丁方位の離宮は一白回座で定位対冲の水火殺、しかも二十四山盤で見てるので丁方位は歳破に掛かっている。月盤の離宮へはまたもや当人の本命支である酉の対冲支卯が飛匝している。そして宿曜ではすでに破門殺に入ってる。


現在、東京へ行ったは良いが泣き泣きのハードワークで、おまけにコロナに罹患して自宅療養中である。


これでは今年、当人は実家に帰るハメになるだろう。しかし東京から大阪の実家への西の兌宮は今年は五黄年なので七赤が回座していて当人の九星では本命殺、しかも本命支である酉が東の震宮に飛匝しているため兌宮は干支対冲となる。つまり干支本命的殺でトドメを刺すことになる。


これは巨大な時限爆弾を背負ってるようなもんである。



◎災厄の正体


災厄の正体については↓で書いた。


陽はまた昇る


結局は星である。


そこで私が1番信頼する国内屈指の星祭開運厄除けに験を誇る和光院を紹介した。


破門除け祈祷が出来る数少ない祈祷寺院である。


熊野山和光院



きっと爆弾は解除されて当人は助かるだろう。


ただし、和光院の指導通りにすればだが


一旦、凶方位を侵すと次々と凶方位へ行くことになる良い例である。


そしてその方災は運勢上にも必ず表れる。



◎終わりに


しかし、当人は離宮・坎宮傾斜で浮沈みは激しいが歌って踊るのが大好きで、何より困難を前にしても敢然と立ち向かって行く宿曜二十七宿でも1、2を争う実力を持つ奎宿である。


天の時、地の利、人の和と言うが畢竟、吉凶禍福はその人の信念による。


きっと持ち前の頭の良さと明るさで乗り越えてくれると信じている。