某所への投稿

《以下、5月2日の投稿》

この前、鳩山さんがクリミアに行って「平和だ!」とかナンとかデタラメ言ったことがあったけど、まだ信じてる人がいるんだね。

そんな記事をいまだに目にするんだけど。

米、NATO側とロシアでここをめぐって「見えない戦争」が行われてることが、お風呂でマントラ唱えて宇宙人と交信してる鳩山さんには分かんないのかな?

NATOを動かす決定的要因になったのはロシアの「ハイブリット戦術」。

これは正規軍や特殊機関、「民兵」等を組み合わせて平時とも有事ともつかないグレーゾーン事態を作り出し、対象国を不安定化させることで政治的目的を達成しようとする戦術。

決して鳩山さんや山本くんラブな頭スカスカでパカパカな人々が言うような「CIAの工作」じゃないんだわ。

この手の輩は何故か反米のクセにCIA万能論者が多いんだよね。

ネオコンやCIAの失敗はアメリカの多くの識者らが認めてるんだがね。

小泉さんの記事を参照に見ていくと、ロシアのクリミア編入によって同地の重武装の要塞化の様子は紹介の記事に細かく書かれてる。

⬇詳しくは小泉悠 氏の記事参照
要塞化するクリミア半島

またカリーニングラードにおける軍事力増強とミサイル「イスカンデルM」の配備。

この南東正面(クリミア)と北東正面(カリーニングラード)に展開する部隊や兵器類を増強していくってのはロシアの方針。

これに対してNATOや米も指をくわえている訳じゃない。

先ずNATO側は今年の2月に高度即応統合部隊(VJTF)を設立することに決定した。

この部隊は従来のNATO即応部隊を強化したもので、NATO加盟国が攻撃を受けた場合、48時間以内に先遣隊を派遣し七日以内に旅団「全力」を当該地域に展開させる能力を目指すと言う。

これと合わせてブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ルーマニアの6か国に合同常設指令部を設置することも決定された。

NATOの事務総長の説明によると、これは危機発生時、各国の軍とNATO合同部隊が最初から一体的に行動することを可能とするものであり、緊急展開の円滑化、集団防衛を支援するための計画作業、訓練、演習の調整支援の3つを目的としている。

また米国も2014年末にウクライナへの軍事援助提供を認めた自由支援法を成立させた。

こういった動きは全部ロシアに対する牽制なんだがね。

友愛をスローガンに掲げた鳩山さんは、クリミアの故郷を追われた何万人もの避難民や移住者の話に耳を傾ける友愛は持ち合わせてないらしいね。

┐( ̄ヘ ̄)┌ヤレヤレ

余談だが、スウェーデンでは女性の徴兵が始まったようだが、これもロシアに対する対応だね。

周囲を海に囲まれた日本と違い、脅威となる国と陸続きってのは脅威の度合いと真剣味が違う。

なので戦略的に考えてもスウェーデンの対応は現実的だと思う。

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