本日のギア
シューズはニトロエリート3
タイツは安心安定の↓ とは言え、こちらのタイツは着用2回目
1回着用したが、着圧等は従来のコンプレッションショーツと大差なし。
こちらを選択した理由は生地。
暑ければ冷却、寒ければ保温というハイテクな生地とのこと
(すごくざっくりした説明なので、厳密な説明はぜひ公式サイトをご覧ください)
昨年、暑さにやられた経験からタイツに加えてアームスリーブも着用。
こちらのギアの機能は夏場のランニンングで実証済み。
本当に心強い味方として、この日はレースをサポートしてくれた。
そして、マラソンと言えばこちら↓
今回はジェルを4つ収納。
加えて、スタート地点で急遽着用を取りやめた、レグウォーマーも収納した。
アップ後にユニフォームに着替えた段階では、レグウォーマーがあった方が良いと感じる体感温度だった。
けれど、いざスタート地点に来ると何だか暑い。
「これは、走ったらもっと暑くなる」
暑さにやられた昨年の記憶が蘇り、急遽、着脱することに。
そして着脱したレグウォーマーをフリップベルトに収納。
余裕をもって収納。その後、走行中も全く気にならなかった。
フリップベルト、こちらも非常に心強いギアだ。
さて、このマラソンは19㎞から38㎞まで続くアップダウンの攻略が結果を左右する。
なので、
①前半余裕をもって走ること
②坂で無理しないこと
③結果はあくまでも42.195㎞走ってのもの
これを肝に銘じてスタートした。
スタートから7㎞まで
猫ひろし軍団に入門
スタートして間もなく、
「どれくらいで行きますか?」
「3分50秒?じゃあ、それで行きましょう!」
そんなやりとりが聞こえてきた。
声の先に目をやると・・・猫ひろしさん!!(以下敬称略)
長身の市民ランナーの方とやりとりをされていて、どうやら30㎞まで3分50秒で行き、スピードアップするらしい。
昨年は2時間53分を要したこのコース。「サブエガなら御の字」「あくまでマラソンの脚づくりがねらい」としていたこともあり、自分もその集団の中で走ることにした。
集団の中で走ってみて、とにかく沿道からの声援が凄い!
「あ、猫ひろしだー。猫ひろしー、にゃー!!」
「にゃー!」
こんな声が常にあちらこちらから聞こえてくる。
「どうもー、にゃー」
「ありがとうー、にゃー」
常に声援に応え続ける猫ひろし
マジですごい!!
ファンからの声援に元気に応え続けるその姿に、ただただ、尊敬の念を抱いた。
スタートから5㎞までが18分56秒。
まずまずの入り。
猫ひろし軍団、脱退
猫ひろし(以下「ネコさん」)をリスペクトしつつ走る中、「何故か」しんどい時と楽になるときがやってくる。けど、1㎞ごとのラップは3分45秒前後で大体安定している。
何故だ??
その理由は程なくして判明する。
ネコさんは沿道の声援やボランティアからのエールに「にゃー」と答えるとき、スピードアップしていた。
なぜスピードアップするのかまでは分からない。
ネコさんがファンに向かって蛇行気味に走るため、集団がそれを追いかける、その結果スピードアップが発生していたのかもしれない。
理由は定かではないが、とにかくそこでスピードアップしていることはわかった。
これが「何故か苦しくなる」理由だった。
「これってある意味オリンピックとかでアフリカのランナーがする揺さぶりみたいなもんだよなー」
ネコさんと一緒に走れる高揚感がありつつも、この集団の中でレースを進めると間違いなく序盤で脚を消耗すると判断。
最寄りの給水でゆっくり水をとる。
そして、集団のスピード変化の影響を受けない程度の後方に位置する。
その結果、集団から50mくらい離れて単独走に。
海からの向かい風を受けることになるが、強風ではない。
集団の中で脚を使うリスクよりも、折り返して追い風でロスしたタイムをリカバーすることに期待をして淡々と走行した。
こういうときに、普段から一人で走っていると単独走にも不安はない。
さあ、折り返し!ここから下り基調になりしかも追い風。
「重心移動&リラックスして足を落とす」意識でスイスイ体が進んでいく。
5㎞~10㎞までが18分54秒。
まだまだ序盤。
こまめに水分補給をしてアップダウンに備える。
長くなったので、10㎞以降は次回に回します。