「適応」
・環境に合うように行動のし方や考え方を変えること
・生存のために環境に応じて生物体の生理的・形態的な特質が変化すること
 
”生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである”
ダーウィンの名言として小泉元首相がスピーチで用いたとされるこの言葉。
 
現在、室内でなすびとピーマンを育てているが、なすびの適応(?)がハンパない!
日の当たる側の葉、サイズがデカい!
これも「適応」ということだろうか?
 
さて、自分はというと、先日の記録会で現状を把握することができた。
 
「スピードとスピード持久力のさらなる向上」
この辺りが引き続きのテーマだろう。
 
より速く走るために体の生理的・筋力的な能力を向上、すなわち、「適応」させる必要がある。
 
ということで、本日は
 
15分アクティベイト+4㎞ランニング
インターバル 1km×5本(Rest 90秒ジョグ)
ねらい
①最大酸素摂取量向上
②ランニングエコノミー向上
 
シューズはエッジPARIS
 
 
タイツは安心安定の↓ 気温23℃、雨。なので、今回はこちらをチョイス。
 
 
「練習(トレーニング、走ること)はご褒美」
私は常々そう思っているし、走友にも公言している。
ライバルとレースで競うことや、ロングランは自分にとっては大きな楽しみであり、仕事や家事を頑張ったご褒美だ。
 
が、「なるべくもらいたくないご褒美」もあって、それがインターバルというトレーニングだ。
走友と一緒に走るなら別だが、一人で走るインターバルは肉体的にもメンタル的にもハード。
 
やらない理由を考えもするが、一段階上のスピードに「適応」するには避けられない「ご褒美」
 
ということで、腹をくくってスタート!
リザルト↓(1㎞の直線ロードで実施。奇数本は下り、偶数本は上り)
 
1本目は下り
リラックスして前傾姿勢をつくる。
重心移動&ナンバの動きで地面をしっかりと押す。
 
2本目は上り
3分15秒なら合格。
結果は3分12秒。ただし、1本目の後、靴紐を結びなおしたため、2分30秒くらいリカバリーを要している。
 
3本目下り
この辺りから体幹部に疲労が見え始める
「もうこの一本で終わっても良いんじゃないか?」
耳元でリトルYamabukiが囁きはじめる
 
4本目上り
減速は覚悟の上。
スピードを戻そうと力むのは×
良い姿勢を維持して、股関節でしっかりと地面を押すことを意識する。
そのために、腕振りは「合わせる意識」で。
※腕振りについては、余裕があれば後日記事を書きたい
 
5本目下り
タイムは落ちても良いので、とにかく良い姿勢&股関節で地面を押す
そうすることで、スピードを維持するための筋力も鍛えられると言い聞かせ、粘る。
リラックスして、ヤコブインゲブリクトセンのような前傾姿勢と腕振りで走る。
結果、今回最速の3分5秒。
 
 
心拍数↓
え!?もっと上がってただろ?
 
トレーニングの評価も辛口↓
最大酸素摂取量は「維持」
無酸素性の能力は「少し向上」したとのことだった。
 
 
高校や大学、そして20代の頃、「インターバルは競技場で午前か午後に実施するもの」だった。
それが競技場のない山奥に引っ越した30代。
 
ロードでだって実施できる。
早朝にだって実施できる。
 
そんな風に考え方や行動も変わってきた。
これも・・・「適応」ですね。
 
加齢や職場の異動、天候や環境の変化、人、あるいは人をとりまく状況は常に変化する。
さらなる成長を目指して走り続ける限り、変化に対する「適応」は常に求められるんだろうな~。
 
そんなことを思った一日だった。