15分アクティベイト
26㎞ランニング
ねらい
①疲労の確認
②持久力維持向上
 
シューズはメタスピードエッジParis
 

タイツは安心安定の↓

 

山奥ではあるが、気温24℃。先週の朝練で一番気温が低かった日は3℃。

温度差、実に21℃!

体にも堪えるだろうな~と思いながら出走。

 

昨日は5000mのレース。

けれど、レース後に「明日も(それなりの負荷のトレーニングが)いけるだろう」という感覚はあった。

実は、先週の宍道湖一周駅伝の時も同様で、翌日こそ仕事の都合でランオフにしたが、火曜日のジョグは快調そのもの。

10㎞を4分21秒/kmで走れている。

 

さて、今日の走りはというと・・・

結果は↓

 

できることなら30㎞走を実施したかった。

が、そこまでの時間を捻出できず。

ランニング前のアクティベイトやランニング後の流しやダウンを削って、どうにか26㎞を走ることができた。

 

今年一番の暑さの中を余裕をもって3分56秒/㎞平均で淡々と走れた。

 
 

ちなみに、3年前2021年11月も土曜日に5000mを走り、日曜日にロングランを実施している。

5000mのタイムは15分39秒。昨日の5000mよりも1分近く速い。

 

そして翌日のロングラン(20㎞)は↓

コースも同じで、気温はこの時の方が低くて走りやすかったと記憶している。

が、今日の方が長く速く走れている。

 

明らかに「ランニング領域」あるいは「マラソンペース付近」での走技術が向上していると思われる。

飛脚走法・・・もっと早く知っていたなら疲労や故障も減り、より高いレベルの結果を残すことができていたのだろうか?

 

とは言うものの、「飛脚走法」という考え方にたどり着いたのもこれまでの失敗や偶然が重なってのこと。

もう自分は20代の頃のような力強い体には戻れないが、この考え方を同年代や若い世代に伝えて、活用してもらえたらいいのかなと思う。

 

 

  飛脚走法の「正体」

 

このブログでも散々登場してきた言葉、「飛脚走法」

「結局何なの?」

「どういう走り方なの?」

と思われている読者の方もいらっしゃるだろう。

 

まずはこれまでに載せていきたことをおさらいしておきたい。

 

飛脚走法とは

重心移動を利用した走り方

上半身と下半身の新しい連動を利用した走り方

 

①については、以前のブログで紹介している。

では、②の「上半身と下半身の新しい連動」とは何なのか?

 

いきなり結論からいくと、こちら↓である

 

そう、「ナンバの動き」である。

 

2003年パリ世界陸上の男子200mで銅メダル獲得という偉業を成し遂げた日本人がいる。

我々世代であればご存じの方もいらっしゃるだろう。

 

末續慎吾選手である。

 

彼の走法が「ナンバ走り」として取り上げられ、一時「ナンバ」という言葉は大ブームになったと記憶している。

私がその時に聞いた「ナンバの動き」というのが、

 

右手右足を同時に出す

左手左足を同時に出す

 

つまり、同側の手足を同時に動かすというものだった。

そうすることで体幹が捻られず、推進力が増すということだった。

 

けど、実際にやってみると、日常の動きとかけ離れていてできたもんじゃなかったし、末續慎吾選手自身もそんな風には体を動かしていなかった。

 

結局ナンバって何だったの?

 

て感じで気が付けば(少なくとも私の周辺からは)忘れ去られていた。

そんな時、偶然にも以前から紹介しているこちらの書籍に出会い

「重心移動」という走りの原点を思い出す。

そして、この中に「ナンバ」という言葉を見つける。

 

けれど、この書籍の中では詳述はされていない。

こちら↑の書籍でも

ナンバ走りについて同側の手足を同時に動かしていたが、今となっては検証は難しいという旨の記述があった。

 

重心移動を利用するだけでもマラソンで2時間40分切りはできたし、10㎞のレースでも久しぶりに33分台を出すことができていた。

 

なので、トレーニングを継続していけばまだまだレベルアップは可能だと思っていたし、できていただろう。

が、10㎞レースの直後、偶然前述のDVDを発見してしまう。

 

 

興味本位で購入してみたところ、わかりやすい!

そこで実践して、今に至るという訳だ。

 

今回は「飛脚走法の正体」ということで、今までぼやかしてきた部分を明らかにした。

次回以降、1か月超、ナンバ走りを実践してみてのレビュー等をしていけたらと思う。