暖冬であんまり冬を感じないというのもあるが、春の息吹を感じる今日この頃。
jogコースにフキノトウが顔を出していた。
 
そんな本日はアルファフライ2を履いて
 

タイツは安心安定の↓

 

そして手袋は↓

別大マラソンではNIKEのランニンググローブを着用したが、中盤以降、手がかじかんでしまい、ジェルを摂取するのも一苦労だった。

そんなこともあり、次回以降の冬のマラソンやロードレースで使用できる相棒を現在探している。

そして、その候補の一番手がこちらのグローブというわけ。

 

気温は予報では7℃。

今回走ったコースは日影が主体となるコースで、気温は体感で4~6℃前後。

そのコンディションで手はどの程度かじかむのか、このランニンググローブの性能をテストしてみた。

 
とにもかくにも本日のメニューは
 
15分アクティベイト
30㎞ランニング
ねらい
①持久力向上
 
コースの高低差↓

結構アップダウンがある。
ねらいとした「持久力の向上」についてだが、今回は「2つの持久力」を向上させることを意図して走った。
 
1つめは有酸素能力
どちらかと言えば「持久力」というと、こちらが想起されるだろう。
 
2つめは筋持久力
一定の時間、特定の負荷をかけつづけても耐えうることのできる能力と言えばいいだろうか。
例えばマラソンの場合、サブ3ランナーであれば、3時間近く体を動かし続ける。
よって、3時間もの間、着地衝撃を受けても大丈夫な足腰である必要がある。
もしも2時間の運動がせいぜいのランナーがサブ3を目指して走ろうものなら、仮にサブ3を達成できたとしても翌朝はかなりの筋肉痛を覚悟しなければならないだろう。
自分の場合も、マラソンでさらなる記録向上を目指すならこちらの能力向上も避けては通れない課題となる。
 
今日はペースは気にせず、心拍数を注視しながらランニング↓
 
リザルト↓
はじめは上り坂で4分17秒/kmで入ったが、下りや平たんになると3分40秒台が楽に出ていた。
 
けど、重要なのは体を動かし続け、筋持久力を高めること。
途中でガス欠して、リタイアしないためにも心拍数をゾーン3(モデレート)内に収めながら走行。
タイムは単なる結果に過ぎない。
 
30㎞到達後も、「ここからあと12㎞走る」イメージをもって終わった。
別大マラソン前には4回の30㎞走を実施、そして別大マラソンを経たことで30㎞走に対して「特別感」みたいなものはなくなってきた。
 
言い換えれば、「(特別な準備をしなくても)走れて当たり前」になってきた。
※ジェルや給水などは必要だが
 
これを32㎞、35㎞、40㎞と延ばしていけるといいのかもしれない。
それと並行してLT向上やランニングエコノミーの追求もしてみようと思う。
 

さて、メリノウールグローブの「防寒力」について

 

結論から言えば、

5までであれば快適に走ることができる

と感じた。

汗をかいてもムレることはないし、撥水性もある(この点については本日は確認できなかった)とのこと。

となれば、給水のたびにいちいちグローブを外す必要はない。

ウォッチウィンドもあって、ラップを確認するためにグローブをめくる必要もない。

 

「これは良い買い物をした」というのが今日の感想。

 

他の状況下でのトレーニングでも着用して可能性を探りたい。

 

  明日は大阪マラソン

自分には明日のマラソンで特別な思いで注目している選手がいる。

それが岡本直己選手(中国電力)だ。

彼とは数年前(2018年くらいだった)の都道府県駅伝から話をするようになった。

※彼は鳥取県の選手で、私は島根県のスタッフだが。

 

気さくで飾らない人柄で謙虚、きっと誰でも話せば好感のもてる選手だ。

長年日本のトップレベルで競技を継続する秘訣を尋ねたときも真摯に答えてくれた。

 

まず最初に出てきた言葉「体調管理ですね」

これは本当に金言だった。

当時、彼は30代中盤だったが、今なお40歳を前にしても活躍を続けている。

 

そして、彼は明日の大阪マラソンに「覚悟」をもって臨むという。

7区を走って区間30位台となった今年の都道府県駅伝の後も、話をすると冗談交じりに弱気な言葉も出ていた。

が、そこは百戦錬磨のベテラン。

 

明日、彼がどんな覚悟を胸に、どんなレースを展開するのか、この目に焼き付けたい。

 

出場者の皆さん、健闘を祈念しています。