【今回の話】
「楽に走る」を重心という観点から考える内容です。
先日UFOキャッチャーで一目惚れ!
200円でキャッチ成功したのがこちらの模型↓
「コレ、動きづくりの説明するときにかなり使えるぞ!!」
そんな思いの下、ゲットした。「スカルくん」と名付け、早速活用してみた。
【用語】googleのAI要約
①重心
物体全体の重力が集中して作用する点であり、その一点だけで物体を支えられる「重さの釣り合いが取れる場所」のこと
②支持基底面
身体が地面や座面などの支持面と接地している部分(足裏や座面)を結んだ、体重を支えるための床面積(範囲)こちら↓のHPでは図があり、分かりやすく解説しています。
1.そもそも人体の重心ってどこにあるの?
骨盤の辺り(上の写真の●マークあたり)
スカルくんによって、それはこんな風に説明可能になる↓
そうです、安定するんです!
「物体全体の重力が集中して作用する点」だからこそ「その一点だけで物体を支える」ことが可能となる。
体勢を変えてもこの通り↑。落ちません!
これは、スカルくんの体重が仮に50㎏だとすると、50㎏分の重力が重心という1点に働いていることになる。
2.一番パワーを発揮するのは骨盤
朝原宜治さんに腕振りについて尋ねたときのことだった。
「一番パワーを発揮するのは骨盤なんで、(極端な話腕振りは)それをジャマしなければいいんですよ」
という旨のアドバイスを頂いた。
前述のとおり、スカルくんの体重が仮に50㎏だとすると、50㎏分の重力が重心という1点に働く。そして身体の重心が存在しているのは骨盤!
骨盤の周辺には臀筋群やハムストリングス、腸骨筋など、言わず知れた走行に大きな役割を果たす筋肉がある。
重心という重力が集まる点に骨盤(とその周辺の筋肉群)という最も力を発揮できるユニットが配置されている訳で、そもそも人体は自分の体を効率的に運ぶのに理に適った構造をしていることになる。
3.自然な重心移動、「重心を崩す」
以下の写真では↓スカルくんが安定して立っている。
このとき、重心は両足の支持基底面(朱色の帯)上にある。
例えばスカルくんが上体を前傾させていく↓と・・・
さらにスカル君を前傾させていくと、重心が支持基底面の上から出てしまう状態になる。以下の写真↓は重心がギリギリ支持基底面上にある状態。
これ↑よりもスカル君が前傾すると、重心は支持基底面上を出てしまい、倒れる。
倒れるのは困るので足を前に出す↓
すると、再び重心が支持基底面上にくる↓。スカル君は倒れずにすむ。
自分が2年間取り組んでいる飛脚走法。それに影響を与えてくれたこちらのDVD↓では
身体を倒すという動作なので、自然と重心を移動させることができる。
逆に重心の移動にふくらはぎなど下半身の力を使う走りになってしまうと無駄に筋力を消費することになる。
4.「楽に走る」を重心という視点から考える
「楽に走る」・・・どこに視点を置くかでそのアプローチは様々だ。
事実、検索をかければこの類の情報は色々と出てくる。
今回、こちらのブログでは「重心」という視点から考察をしてきた。
簡単にまとめると、
その①
重心を崩すことの連続により、自然な重心移動で走行する、
それによって無駄な筋力を使わなければ楽に走れる
となる。
その①は、すごくざっくりしているが、根本的なことだと思う。
さらにつけくわえるならば
その②
そもそも人体は、最もパワーを発揮する骨盤の位置に重心が存在するという、理に適った構造をしている。
骨盤周辺の筋肉や関節を機能させることで楽に走れる
ということも言える。
そう、「そもそも」理に適った構造をしているのだ。
現代の生活の中で、我々はその構造を上手く使えていなかったり、眠らせてしまっていたりするのだろう。
今回の記事では理論的な話に終始した。
けど、読者の方々が知りたいのは「どうすればできるのか?」という方法論的なところだと思う。
方法論的な話については次回以降に言及したい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。