大学生の特権、それは、(学ぶ)時間がたくさんあること。
それを、今日、大学を卒業し、院に進学した1年目の今になって初めて実感した。
きっかけは弟のオンライン授業が聞こえてきたことにはじまる。
「塩は水になぜ溶けるのか」
その言葉が聞こえてきたとき、僕は考えた。
頭の中にいろんなキーワードが思い浮かぶ。
水にとける、
分散する、
イオン化する、
自由のギブスエネルギーが負になる、
エントロピーってなんだっけ、エンタルピーってなんだっけ、透明ってなんだろう、溶解度曲線はどう決まる?活性化エネルギーが問題?速度論支配?熱力学的支配?ボルンハーバーサイクル…
そして僕は考えた
なぜ塩は水に溶けるのか?
なぜ温度を下げると塩が析出するのか?
気づくと2時間頭の中で考えていた。
そして思った
大学でそれなりに勉強したから、ここまで一人で考えられるのだと。
高校生のころは「わからん」と投げてた問題もここまで一人で考えられるようになっていた
そして、大学生だからこそ、こんな「くだらない」問題について考えることができる、それだけの時間が猶予されているのだと。社会人になってしまったら「利益」を求められるだろうし、「くだらない」問題を考える暇もないだろう。
そして、「なんで塩って水にとけるとおもう?」
と気軽に聞ける友達が大学にいる。大学には、程度こそあれ「学びたい、知りたい」と思う人が集まってくる。レベルが上がればそんな人も多くいる。
こういったことに、社会人になる前に気づくことができてよかった。そう思った。