自分は 間違っている という感覚から 来る 自己否定も 強まってきた上に、

 

逃げ込んだ 若い男性に  (不倫相手の男性から 若い男性に逃げた件は ↓のブログに )

 

                    https://ameblo.jp/yamaboushi2019/entry-12571574121.html

 

 

 

二重瞼の方が 可愛いと 言われ、その 男性に 好かれたかったし

 

他の人からも 受け入れられるのだ  と 思って    

 

当時は まだまだ 世間に受け入れられていなかった 二重瞼成形手術をしたのです。

 

 

 

 

とても 怖かったです。 けれども  一度 タブー(不倫)を 犯していたからでしょうか  自分の人生を 半ば 諦めていたからでしょうか

 

二度目のタブー(あくまでも 自分の中での)を やりました。

 

 

あの時の 気持ちは 長い間 蓋を してきましたが  今 改めて思っても  おもくるしく つらい気持ちでした。

 

 

 「これから 私は 世間を だまして  生きることに なるんだ」  と  思いました。

 

 

私は、母に 止めてほしかったのです。「何言ってるの。  あなたは そのままで 十分 可愛いじゃないの。

 

何も そんな 手術なんか しなくても   そのまま  堂々と 生きて行けばいいじゃないの」  という 一言が  欲しかった。

 

 

 

なのに、 すんなりと  訳も聞かず(聞いたかな?)  いいよ  と  言ったので  私は  引き返すことが  出来ず

 

 

病院へと 一人で  行きました。

 

 

 

両親とは なるべく 顔を 会わせないようにして  一週間ほどで 瞼の 腫れも ひきましたので

 

 

 

何食わぬ顔で  いつもの 生活リズムでした。

 

 

  

 

父が 気が付かなかったというのも  不思議なことでした。

 

 

 

 

私は 目の手術のことで 凄く悩んでいたのに 相談できる友達もなく  家族も 気づいてるのかどうかも 分からないよそよそしさ。

 

 

 

真っ暗な 中を  歩いているような  日々でした。

 

 

 

そんな時に 出会った  のが  主人でした。

 

 

主人との 出会いは  ↓  

 

https://ameblo.jp/yamaboushi2019/entry-12571594923.html

 

 

主人に 可愛い  と言ってもらっても  ほんとの自分じゃないし   という心が出て

 

騙してる後ろめたさが  あった。  

 

世の中  だんだん  成形手術だって 珍しくなくなってきて  二重の手術したよ  って

 

さらっと  言えるくらいだったら 良かったのだけど   どうしても  言えなかった。

 

 

 

苦しかった(今でも あの時の  苦しさは 思い出すとつらい) けど

 

 

明らかに  顔が  明るく見えるから  鏡みるのが  楽しくなった。

 

 

それで いいじゃない  ほんとの事 言わなくったって  いいんだ

 

 

って 自分に  言い聞かせるようにして

 

 

 

年月の中で  忘れていった。

 

 

 

 

 

そうこう しているうちに  子供が  出来た!

 

 

 

子供が 出来たことは  自分で  望んだことだから  嬉しかったのですが

 

 

私に 似ていない顔(目が)  だったら  どうしよう   そんな  心配しては   

 

 

主人に似て  一重  ってことで  いいや  とか

 

 

昔の 友達に 出会って 「あれ  なんか  変わった?」と聞かれても  

 

 

「うん、 いつの間にか  母に似てきた」(母は ぱっちりした 二重だった)

 

 

って言って  誤魔化してきた。

 

 

 

 

 

年月を  過ごすうちに  眼の ことも  不倫のことも  男から男に  逃げてきたことも

 

 

それらを なかったことにして  生きていることも  

 

 

忘れていきました。

 

 

 

でも

 

 

 

いくら記憶の中で 薄れていっても  忘れた」かに  見えても  

 

 

 

体は  ちゃんと  覚えていて  「私を 忘れないで!」

 

 

「ほんとの 私を  忘れないで!!」って

 

 

叫んで  きた!

 

 

 

 

 

 

 

何かに  突きあげられるような  気持ちが  気が付くと   ずっと  していた。

 

 

 

「早く  そこじゃないよ   ここだよ 」  って  いっつも  声が  聞こえていた。

 

 

 

何処なんだろう   どれなんだろう   彷徨っていた

 

 

ようやく   声の主  を  見つけられた!

 

 

    

 

 

 

ずっと  叫び続けていたのかも しれない    

 

 

 

やっと  私が  聞けるように  なったのかもしれない

 

 

 

長い間  ごめんね   ほんとに  ごめん

 

 

 

「私」を  ないことにして  別人に  なりすまして  生きてきて

 

 

ほんとに   ごめん

 

 

 

 

 

 

そして  ありがとう   

 

 

 

今まで  待っててくれて  有難う

 

 

 

今まで  私を  見捨てないでいてくれて ありがとう

 

 

 

これからは  私は 「私」 を 生きていきます。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

続く