「我慢」が病気や悩みの本当の原因 | やまびこDr.の診療日記

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人生の大事業の子育ては、ほとんどぶっつけ本番! 分からない事だらけで心配がつきません。
でも正確な情報を知り納得できれば心配は減らす事が可能です。
薬よりもっと大切な事をお伝えする小児科医のブログです。

今年7月より名称変更し、「やまびこ小児科クリニック」から「やまびこ診療所」に変更し、診療科も、「小児科」だけだったのを「児童精神科」と「心療内科」を追加しました。

 

今の診療スタイルは、ほとんど「話を聞くだけ」です。

もちろんアドバイスな事もしますが、結局はお話を聞くこと、もっといえば、自分でも気づいていなかった心の奥底にある「本当の想いに気づいてもらうこと」をしています。

 

「自分は本当はこうしたい」

「自分は本当はこんなことはしたくない」

 

つまり、やりたいことをやらない、やりたくないことを無理にやっている、という方がほとんどなのです。

 

この状態が続くと、自分の中にいる小さな自分が「どうして自分の想いを叶えてくれないの?」「どうして嫌な事を無理してやってるの?」と自分に訴え、それが「悲しみ」という感情として表現され、それが「怒り」という感情へと成長、肥大していき、顔(表面上)は笑っていたとしても目の奥(本心)から怒りは消えることがなくなり、毎日が色褪せて楽しくなくてめんどくさくなって生きている(いく)のが嫌になっていきます。

 

したいことをしない、したくないことをする、という状態は「我慢している」状態です。

我慢とは、自分の訴えを自分で認めないことであり、自分らしくない姿を自分に強制している状態です。

 

自分が「我慢」していると、「我慢」せずに自由に自分らしくしている人をみると、自分の中の小さな自分が「ほら! あの人みたいに生きたいでしょ! うらやましいでしょ! 本当は我慢なんかしたくないでしょ!」と叫び出し、でもそれを自分が「うるさい! だまってろ! 我慢しないと親や先生や偉い人に怒られるだろ!」と、さらに自分が小さな自分を抑えつけようとして、そうすると小さな自分がもっと騒ぎ出し、自分の中での抑えつけ合いが繰り返され収集がつかなくなるので、その事態を引き起こした「自由に生きている人」に責任転嫁して、「おい! 俺が我慢しているんだ! お前も我慢しろ!」と責めてくるのです。

 

さらに我慢を続けていると、自分の体は、したくないことをしないで済むように「病気」にさせてくれます。

 

本当は行きたくない仕事に行かなくて済むように、又しっかり休んでもらうように「風邪」を引かせてもらったり、本当は行きたくないご主人の実家に行かなくて済むように「猫アレルギー」になってもらったりします。

 

病気はそれだけでなく、「おいおい、そんなことをするために生まれてきたんじゃないでしょ! 自分らしく生きるために生まれてきたんだよね! 思い出してよ!」と、心や体にもっと強い症状を起こさせて、自分の人生についてじっくり考える機会を与えてくれたりします。

 

心身の病気だけでなく、怪我や事故や人間関係のトラブル、お金のトラブル、他全てのトラブルは、同じ構図で起きていると感じています。

 

つまり、自分らしく生きていないから、そこに目を向けて欲しいから、自分らしさを思い出してもらいたいから、自分らしく生きて欲しいから、体(≒小さな自分)がとても分かりにくいサインとして各種トラブル(病気や怪我を含む)を引き起こしているというのが、僕の今感じている、病気やトラブルの本当の原因です。

 

これは誰かに習った考え方ではないですし、本当に正しいかどうかは知りません。

ただ自分が今感じていることです。

 

ですが、この考え方に沿った診療や相談をすることで、みなさんの表情がパッと明るくなり生きるのが楽になっていくのを見ると、あながちおかしい考え方でもないなあ、と思っています。

 

なので、今診療でも相談でもやっていることは同じで「話を聞くこと」「自分の本当の想いに気づいてもらうこと」なのです。

 

こんな診療スタイルでやっている診療所ですが、

 

どこに行っても楽にならない・・・

今の治療に違和感を感じる・・・

どこに相談に行けば分からず困っている・・・

何か分からないけどこの診療所に行ってみたい・・・

 

どんな理由でもいいので、一度ご連絡を下さい。

(アレルギー/うつ病/依存症/神経症/不登校/不当社(?)/発達障がい/人間関係の悩み/お金の悩み/パートナーシップの悩み/仕事の悩み/生きがいの悩み/他何でも)

 

ピンとくる!という時は、何かしらのサインです。

 

尚、保険診療は辞めましたので、全て自費になります。

 

どんな診療でも相談でも一律「30分6,000円、60分12,000円」となります。

延長は5分ごとに+1,000円です。

 

2022年の公式の年末年始休暇は、12月28日(水)~1月4日(水)までですが、12月31日(土)から1月4日(水)は、ひっそりと診療&相談は可能です。

 

普段仕事の休みが取れず、興味があるけれど診療所に行くことができないという方、メール(yamabiko.dr@gmail.com)かフェイスブックのメッセンジャー(横地真樹で検索)でご連絡下さい。

 

休暇中は電話は通じませんので悪しからず。

 

追伸:

各種勉強会(キヅキの講座/お話し会/催眠体験会/ヒプノセラピスト養成講座/医療数秘学講座/他)も開催しております。

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