私の癌治療も経過観察になり一山越えたので、今度は、アメリカ人旦那、銀爺に日本流ヘルスチェック「人間ドック」の洗礼を受けさせてみた。

 

アメリカ時代から引きずる銀爺の持病としては「逆流性食道炎」「コレステロール」があり、これらについては常備薬を切らすことができないので、すぐさまアメリカ留学経験があって英語を話せる医師がやっている消化器系クリニックを見つけて、そこを掛かり付けとさせてもらった。

「逆流性食道炎」の薬はアメリカで処方されていたものより弱い薬で済むことになったのでラッキーだった。

 

こんな具合に日米双方で治療も異なってくるので、一度は全身を検査してから日本流の治療をスタートさせた方がいいだろう、ということで、地域中核病院で脳から直腸までフルコースの「人間ドック」をチョイスした(お高かったがディスカウント期間だった上に$決済した)。

 

その病院は紹介状がないと受診できないのだが、「人間ドック」で要精密検査となるDE判定が出た科目については受診可対象となるので、個人医をすっ飛ばして高次医療にあやかれるのだ。

 

そして、その結果・・・。

脳:MRIの結果、血管狭窄が疑われる箇所2ヶ所。無自覚脳梗塞の痕1ヶ所

甲状腺:甲状腺ホルモンが上限越え

肺:肺癌マーカーの1つが上限越え

 

以上3項目が要精密検査となって外来予約、受診となった。

「逆流性食道炎」と「コレステロール」は慢性化していて今のところ薬を飲み続ける以外にないので、「人間ドック」で引っ掛かりつつも行きつけのクリニックの方での治療をチョイスすることにした。

そのクリニックは銀爺が頻尿で不眠を訴えた時にその中核病院に紹介状を書いてくれ、ちゃんと初診結果(前立腺肥大)もフィードバックされている連携ができている。

次回受診時に「人間ドック」の結果を持ってくるよう言われているのでデータの共有もやってくれそうだ。

 

さて、いよいよ治療だが、

脳:血管狭窄部の血流を見るために造影剤CTを受けることになった。

甲状腺:追加の血液検査で詳細項目をチェックするとのこと。

肺:「人間ドック」時の腹部CTで肺の状況を見ることもできて映像はクリアだったので、念のため年1回肺癌マーカーをすればよし、とのことで終了。

 

「逆流性食道炎」「コレステロール」「脳血管狭窄」「甲状腺ホルモン過多」「前立腺肥大」と、まあ、賑やかな故障だこと!びっくり

 

後期高齢に突入すると、こんなもんなの?

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