3年前、銀爺の日本ビザ取得のため一足早く日本での生活を始めた時、娘の家に行って孫太郎を迎えに小学校に行ったことがある。

「中学校はどこにあるの?」

「もうちょっと先・・・」

とかなんとか、娘と長閑な会話をした記憶がある。

 

・・・が、私と娘にとっては当たり前(無意識)の世界観をぶち破る孫太郎の一言。

合格「中学受験をしたい」物申す合格

 

ええーっ!?おいっ、どうした!?びっくり

 

フツー、中学以下の受験って子どもの意向なんて無視!無視!!

教育熱心な親がノリノリで子どもにやらせるもんじゃないのか!?(スゲー偏見!)

 

なんでそうなった?

娘に聞いてみると、周りの友達のほとんどが中学受験をするそうな・・・。

しないと勉強や友人関係で取り残されるんじゃないかと不安になったみたいなんだな。

 

時代が中学受験は当たり前になっているのか?

それとも東京23区戸建街(定住民)マインドのスタンダードなのか?

 

孫太郎本人の性格はいたって真面目でコツコツやるタイプ(ゲームでレベル上げは彼の日常だからな)、成績表も「誰の遺伝なんだろうね?」ってくらいには良い。

なんせ“あと数日生まれるのが遅かったら一学年下だったくらい究極の早生まれ”という知能ハンデを背負っていながらの成績だから、年齢が上がるにつれその差は縮まってくるという伸びしろにも期待できる。

 

しかし、なぜか孫太郎は同じ区内の「某都立中高一貫校に行きたい」と言ってるらしい。

都立の中高一貫校なんて私や娘の受験期には無かったから、得体の知れない存在だ。

とりあえず偏差値を調べてみたが、孫太郎が受験モードに入れば割とすぐに到達できる値な気がして、目標としてはもう少し上に設定してもいいような・・・。

 

便利なYuTubeでは中学お受験を多角的に分析している動画が沢山あるが、

「都立中高一貫校の中学受験は法の括りから“試験”ではなく“検査”なので、試験対策をやっている国立・私立中学受験組の方が有利(検査対策しかやっていない生徒は割を食いやすい)」

と言っている専門家もいる。

 

そもそも「都立高校と私立中高一貫校のMARCH以上レベルの大学合格率を比較すると、偏差値5~10低い私立でも都立高校より高いケースがざらに見られる」といった具合だ。

 

へぇ~、大学受験も早期戦略が重要なんだな。(今頃わかってどうする?)

 

孫太郎の小3の冬は「中学受験」に方向が定まり、娘はあたふたと塾の説明会に行く段取りを始めている。

 

いやぁ、実に面白くなってきた!

(孫太郎本人の希望だからポジティブに眺めていられる)

 

にほんブログ村 家族ブログへ