ソープオペラとは、日本でいう昼メロTVドラマのアメリカ版で、主婦層をターゲットにスポンサーが洗剤会社だったことから、こう呼ばれるようになったそう。

 

ヒロインに対してトラブルメーカーや、火に油を注ぐ脇役(独りよがりの手助けとか、他人の不幸は蜜の味とかで介入して行って余計に問題をややこしくする人々)が出てきて、ストーリーがグチャグチャになる愛憎劇だ。

 

そんな類の問題が銀爺の身内で勃発した。

 

ちなみに、太平洋を隔てた我が家は観客に甘んじるしかない。

 

 

コトはクリスマスに起こった。

悲劇のヒロインは銀爺の上の妹(A子としよう。70代前半)。

下の妹(B子としよう。60代半ば)に電話で「〇殺したい」と訴えてきたことに始まる。

 

観客の私らは「本当に〇殺したい人は人に訴えたりしないよな?」(かまってチャン要素を垣間見た)と一致した意見だった。

 

しかし、日本より〇殺者が少なく、その背景にキリスト教の影響があるアメリカでは「〇殺発言」は信仰に反する意味合いも含めて日本より深刻に捉えられる・・・らしい。

 

「・・・らしい」というのは、相談されたB子は火に油を注ぐキャラな上に医療従事者のため、医療措置にアクセスしやすいアドバンテージ(?)があったりするからだ。

 

B子は一足飛びに

A子を精神科医療施設へ入院させてしまった。ポーン

A子はスマホを取り上げられ、〇殺できないインテリアの部屋に収容されたそう。

 

A子がそこまでメンタルをやられた原因は、どうやら2つあるらしい。

 

一つは、彼女はこの5年くらい、ほぼ盲目(全盲ではない)になってしまった夫(C夫としよう。80代前半)の生活介助に追われていた。

C夫は現役時代、我が家よりずっと高収入だったので金銭的には余裕のリタイア生活のはずだが、ケチで気難しい素のキャラに加齢で幼児化した頑固爺キャラが加わって、そばにある物を取るにもいちいちA子を呼ぶらしい。

それこそA子が家事をやっていようが、夜中だろうがお構いなしに・・・。

眼が見えない上に介助者への配慮も働かないから、トイレも小水を飛び散らかして後始末がタイヘンらしい(座って用を足せば良いものを・・・)。

そういった積年のストレスが爆発したらしい。

 

ただ、着火原因となったのは2つ目の理由が大きいらしい。

A子の前夫との間にできた娘D子の家庭問題。

離婚問題ともD子の子供たちの素行問題とも推察は巡るが、こちらの問題はA子からB子へ「男の人にはわからないだろうから、兄や弟には言わないで」と口止めされて詳細不明なので、野次馬根性旺盛な銀爺はもどかしい思いをさせられているようだ。

(我が家がアメリカに居たら、銀爺が介入あるいは利用されていただろうから、ホント、セーフだったよ)

 D子の夫は年収1億円以上と聞くので、貧困問題でないことだけは確かだ。

 

A子は娘D子から家庭の悩みを打ち明けられて一気にストレス・マックス、冒頭の「〇殺したい」になったらしい。

 

「金持ちは問題の9割を金で解決できる」と聞く。

A子もD子も裕福な暮らしをしているのだから、部分的にでもお金で解決できなかったものか?・・・と思う。

 

この問題(ほとんどドラマ)は日本人と違うアメリカ人(あるいは西洋人)気質が祟ってまだまだ紆余曲折続くと思うので、進展があり次第続報を挙げていきたい。

 

 

 

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