ここ数年、私の新年は春高男子バレー観戦で始まる。
アニメのシーズン開始と重なって、えらいこっちゃな状況になるんだが・・・。
今年の春高男子バレーは、注目していた東山(京都)、大濠(福岡)、日南振徳(宮崎)が都道府県予選段階で敗退、私的に拍子抜けした状態で始まった。
それでもチームとしてはブロックに定評のある東北(宮城)、習志野(千葉)を、個人では坂本アンディ選手(東北)、川野選手(駿台学園)に注目していた。
私はバレー経験も無い、ルールの詳細も知らない“にわか”なので、チームの雰囲気やイケメンの存在などに注目しがちだ。
選手達は数々のセレクションを潜り抜けて春高に辿り着いた、それだけで一流選手と言ってよい存在だ。
そこからさらに上の超一流には恵まれたフィジカルに加えてそれをより向上させてどう使うかという頭脳が問われてくるんだと思う。
頭脳を使うと顔が締まる。
親からもらった顔面DNAは不平等だが、頭脳を使うと締まって賢そうな顔になってくる。
なので、イケメンに注目することはあながち外れではないと思っている。
華の一弁にはイケメン要素が彩を添えると思っているのでな・・・。
試合では、正智深谷(埼玉)対東福岡(福岡)と、実質的決勝戦と目された駿台学園(東京)対高川学園(山口)が面白かった。
正智深谷のエース白野選手は「昨日、散髪してきましたぁ」風なビシッとしたツーブロックで登場、解説アナは「将来の石川祐希」と言っていたな。
対する東福岡は、あのダンディズム効果のある黒のユニフォームのせいもあるかもしれないが、あら、あら、あら・・・顔面偏差値高めのシティーボーイズ風でビックリ!対照的にスタッフ陣はねじり鉢巻きが似合いそうな迫力で思わず応援してしまった。負けてしまったのは残念。
駿台学園は、春高二連覇は当たり前、国体で負けた高川学園に雪辱を果たすのが目的・・・とすら思えた。勝った瞬間、泣いている選手がいたもんなぁ。すごい執念だと思った。
高川学園は駿台学園から唯一セットを取ったチームだからな、やっぱり強いんだ。
驚いたのは、福井工大福井。
まさか決勝進出を果たすとは思っていなかった。
だけど、堤・山本両エースがすごかった。
特に山本選手のバックアタックは駿台学園だから拾えたんであって、普通の高校生レベルじゃ無理だと思うくらいシャープだった。
来年は駿台学園の川野選手(選手層が厚い中でやっとスポットライトが当たる順番だ。彼こそ世代中で龍神NIPPONに最も近い選手だと私は思っている)、鎮西(熊本)の岩下選手、福井工大福井の山本選手に注目していきたい。
さて、これからアニメに集中するゾ!