※ 私の症状に応じた治療に関する内容となりますので、シモ系の話も含まれます。
やっと4サイクル目が終了。
あと2サイクルを残すのみ。ここが正念場だ!
3~4サイクルは下痢との戦いだった。
様々な工夫でなんとか乗り切ったが、通院時間を平穏に過ごすことを考えると(タクシー通院のお嬢ではあるが・・・)物が食べられなくなって、1日1kgのペースで体重が減り始めた時には正直、ゾッとした。
≪放射線(リニアック)副作用の下痢に
意外な助っ人が存在≫
私が産婦人科から処方された下痢止め薬は「ロペミン」。
下痢が4回続いたら、朝夕1錠飲むように言われて、そのようにしたが、腹痛の無い下痢が続くだけだった。
2錠を4時間毎に飲むように言われて、そのようにしたら、排便間隔は開いたが、今度は腹痛を伴う下痢で苦痛が増した。
慌てて1錠に戻したが腹痛は消えず、週末になってしまい、自己解決法を探るしかなくなって、ネット情報に頼った。
そしたら、ナント!「漢方の五苓散が効く」
という幾つかのレポートがヒットした。
「放射線副作用の下痢は軟便からの移行が早いから、軟便になった時期から飲み始めるのが最も効果的」なんですと。
確かにサンプル実績を見ると、軟便の時点で飲んでいる人は2日間で通常に戻り(下痢を体験していない様子)、下痢に移行してしまった人は7日間くらいかかっていた。
早速私は「ツムラ17五苓散」をネットでオーダーしたが、届くのが2、3日後になるという。
週初めまでは自力対応が迫られ、「そっか、即効性ある西洋薬である必要はない」という発想転換で「ロペミン」を止めてお腹を壊した時の常備薬「ビオフェルミン」に代えてみたら、腹痛が無くなって、そっちの方がよっぽど体がラクになった。
月曜日にリニアックを受けに放射線科に行った時、いつも親身にシモ話を聞いて対応を考えて下さる看護師さんに五苓散の話をしたら、「ウチから出せますよ。数日待たなきゃならないんなら処方箋出してもらいますから、整腸剤はどうします?ビオフェルミンが良ければそれでもいいし、違うのも出せますよ」というので、丸投げで処方して頂いた。(「ツムラ17五苓散」と「ミヤBM」というビオフェルミン同様の整腸剤を頂いた)
放射線の副作用は産婦人科より
放射線科を窓口に相談すべきだったんだ!
と、ハタと気が付いた(遅いって!)。
「ロペミンも併用して状況によって調整した方がいいですよ」とアドバイスを頂いたので、そのようにしていて腹痛は無くなったが、タイミング悪く抗がん剤シスプラチン投与の副作用で今度は便秘優勢になってしまい、ロペミンを休止するという逆の調整が必要になって、この週末はまた下痢優勢に戻ったので、今再調整中(溜息)。
≪2つの目的で腹巻購入≫
腹痛のある下痢が続けば腹巻にもすがる・・・。
ロング腹巻を買って二つ折りにして、前後にアメリカ版張るカイロ(日本の劣化コピーで中身が下に溜まり、すぐ剥がれる)を入れて腹と腰を温めて腹痛緩和を狙ってみた。
思ったほどの温度に上がらず、肩透かしを食らった気分(まだ2箱残ってるから消化しなきゃ)。
もう一つの目的は、
「がん細胞は42℃で死滅する」という定説。
低温やけど対策をして、骨盤や腹腔の浅い所にあるがん細胞を42℃に温められればやっつけられるんじゃね?・・・と、単純に思ったんだ。
≪肝臓データがついに両方とも正常値に≫
毎週恒例の抗がん剤投与可否データとなる血液検査。
今回、とうとうAST(GOT)とALT(GPT)が両方とも正常値に落ち着いた。
2023.6.13データ
抗がん剤と放射線が隠れがん細胞を叩いてくれて、肝臓が回復したと思いたい。
・・・ただ、「他に思い当たることは無いか?」自問自答したら、「そういえば抗がん剤投与が始まってから、好物のコーヒー(1日5杯)とミルクチョコレート(1日1列)を味覚的に受け付けなくなって口にしていないが、まさかそれが肝臓に好影響を与えているんじゃ・・・?」
味覚が戻ったら、コーヒーとチョコレートを摂りながら肝臓データを見比べる人体実験をやってみたいと思う。
≪抗がん剤投与の夜は発熱が定着≫
前回も今回も夕方くらいから38℃を超える熱が出始め、翌午前中には下がった。
抗がん剤投与はあと2回、あと2回発熱を覚悟した方がいいってことね。