※ 私の症状に応じた治療に関する内容となりますので、シモ系の話も含まれます。
やっと記事内容が日常に追いついてきた。
3サイクル目に起きた出来事をまとめてみた。
≪薬を増やすメリットが感じられない下痢≫
放射線副作用の下痢症状が出た時のために、あらかじめ毎食後1錠の下痢止めを処方して頂いていたが、一向に下痢が止まる気配がなかった(幸い腹痛は伴わなかった)ので、主治医に相談したところ、「4時間おき2錠に増やしてみましょう」ということになって、そのとおりに飲んだら、確かに排便の間隔は開くようになったが、今度は腹痛を伴う下痢になってしまい、そちらの方が日常生活に支障をきたすので、独断で毎食後1錠に戻した。
放射線科の看護師さんと運良くその件について話す機会があって「同じ下痢でメリット無いなら、私なら1錠に戻すわ」と、後押ししてくれたので、来週の問診までそうすることにした。
≪頻尿&尿漏れの主原因は膀胱炎だった≫
抗生物質を1週間飲み続けたら、尿内に菌はいなくなり、頻尿&尿漏れはほぼ収まった(気にならなくなった)。
「そうは言っても、放射線は副作用で頻尿も起こすので、利尿作用のあるカフェインは腎臓の負担になりますので、避けて下さい」・・・と。
幸い私は大好物のコーヒーを受け付けない味覚変化中なので無問題。
ただ、緑茶も飲めず、飲み物の選択範囲が狭まっている。
それと朗報!!!
「尿にがん細胞は排出されていませんでした」とのことで、
今のところ、腎臓と膀胱はがんに侵されていないことがわかった。
腎臓に嚢胞がみつかっているので心配だったんだよな。
≪留置カテーテル無しで抗がん剤投与をしたら発熱≫
抗がん剤シスプラチンの点滴は3回目だが、前2回は留置カテーテルをして自力排尿は省略していた。
今回は頻尿&尿漏れリスクがほぼ無くなったので、自分でトイレに通うことにした。
点滴薬に利尿促進剤が含まれているし、患者側も多めの飲水を強いられるので、排尿障害の無い人でもトイレに行く回数は増える。
私は6時間半の間に4、5回行ったかな?
自力で点滴スタンド押して行けばいいだけなので、気楽なものではあった。
今回はフルフラットシート(=ベッド)はほぼ満席(床)だった。
点滴後も容態の変化はなく帰宅したが、その夜、38.8℃まで熱が出てビビった。
早めに寝て、幸い泌尿器科の抗生物質を飲んでいたので、翌日までには下がった。
一体、何が原因だったんだろ?
≪狙い通りに肝臓のデータが改善されてきた≫
お酒は1滴も飲まない。脂肪肝でもない(念のため銀爺行きつけの消化器科でエコーをやった)。肝炎にも罹っていない(同消化器科で血液の再検査をやった)、但し、嚢胞が存在している。
これらを前提条件に肝臓のデータが悪い。
ただ、消化器科の医師は「嚢胞が癌化するのは100人中数名くらいの極稀なケースですよ」・・・と。
産婦人科医師も消化器科医師も「たいした異常値ではない」「経過観察」と、おっしゃる。
確かに確率から言ったら嚢胞は良性の可能性が高い。
“だったら、何が私の肝臓データを悪くしているんだ?”
と、気になるじゃないか?
私は「隠れがん細胞じゃないか?」と睨んだ。
癌は可視化されてから癌と認識されるが、次の再発・転移予定箇所では刻々と増殖されているはずだ。
私は血液検査結果等からわかる範囲で、そのリスク順位を1.肝臓、2.腎臓と読んだ。
腎臓は膀胱炎だの治療の副作用だので、データが歪んでいるとは思うが、とりあえず尿にがん細胞が混じっていない確認が取れたので無事と見て良いのだろう。
肝臓については、毎週の血液検査で値の変化を追える。
そして、今週の医師の問診時に「あれ?肝臓のデータが改善されていますね・・・」と、一声。
やったぁー!!!
シスプラチン&放射線が隠れがん細胞を叩いた!!!
と、私は自分の体なので、自己責任でそう受け止めた。
私が予防措置として抗がん剤&放射線を積極的に受けた主目的はコレだったんだよね。