私の症状に応じた治療に関する内容となりますので、シモ系の話も含まれます。

 

≪生まれて初めての泌尿器科≫

 

頻尿からの睡眠不足(1時間に1回は尿意で起きる)で朦朧としながらも、なんとか主治医の問診がある水曜日まで耐えて現状を訴えたら、翌日、院内の泌尿器科外来の予約を入れて下さった。

 

泌尿器科で二度の尿検査、エコーで残尿チェック(異常なし)をやった結果、「尿が汚れています」と言われ、どーして、そうフワッとした言い方するかな?「汚れているというのは、具体的にどういうことですか?」と、聞いたら、「雑菌が混じっています(最初からそう言えばいいじゃないか!)。自己導尿をやるとこういうことは起こりやすくて・・・」とのことで、一週間分の抗生物質を処方して頂いた。

 

薬の効き目か、徐々に尿意は鈍化し尿漏れも無くなった(実は後日、排泄関係の新たな問題が生じて、頻尿に集中していられなくなったということもある)。

 

「腎臓の一部データが異常値であること」「腎臓に嚢胞があると指摘されていること」をこの機会に言ってみたら、「次週、がん細胞が出ているか、検査してみましょう」ということになった。心配事の一つにアクセスできて、ラッキーだった。

 

 

≪シスプラチン点滴時に

留置カテーテルをするか否かの攻防≫

 

点滴所要は6時間半。

利尿を促す薬剤も投与し、点滴中は飲水を積極的にしなければならない。

しかし、私は頻尿で1時間に1回はトイレ通いをしなければならない体の事情がある。

たまたま化学療法室の看護師に廊下で会ったので、その事情を話し、「留置カテーテルをやって頂けないか?」お願いしたら、「ウチでは原則、カテーテルは使わない。トイレに一番近いベッドをキープしておいてあげるから」と、断られてしまった。

 

点滴前に主治医の問診があったので、同じお願いをしたら、化学療法室に尋ねてくれて、でも、やはり断られたとかで、私は頻尿と戦う覚悟を決めて化学療法室に向かった。

 

キープされていたベッドで持参した寝間着(ロングTシャツ型部屋着)に着替えたら、担当の看護師さん(廊下で会った人とは別の人)が来て「留置カテーテルを使うか否かは山婆さんが選べますよ」と、言ってくださったので、使わせてもらうことにした。

おかげで飲水に集中できて入院中の点滴よりダメージ少なく乗り切ることができた。(今回はシスプラチン投与中も体を起こして水を飲んだり、本を読んだりできた。梅系おにぎり2個も食べられた)

 

いったい、頑なに拒否した看護師さんは何だったんだろう???

 

≪週末から放射線副作用の下痢が始まる≫

 

あらかじめ医師から副作用として予告され薬も処方されていたから、下痢が生じたこと自体に驚きはなかったが、その性質がいわゆる“おなかを壊した”とは違う様相なことにちょっと驚いている。

 

腹痛を伴わない(ありがたいことではある)。

悪臭も伴わない。不快な臭気がないのはありがたいが、「もしかして、腸内細菌絶滅したんじゃないか?」と、生体反応欠如の不安すら感じる。

便座に座った時以外で放屁をしたら、大惨事になる予感がするくらい水溶性だ。

処方薬を飲み続けているが、一向に治る気配がない。

放射線を終えれば元に戻るらしいので、とにかく少しでも栄養吸収をさせようと食べられる物を食べている(食べても太らないラッキーなボーナスステージではある)

 

下痢の方が気になったおかげで頻尿に神経を尖らせるゆとりがなくなってきて、それが排尿問題の改善に結びついている気がするフシギ・・・。

 

2サイクル目は入院中の1サイクル目に比べて体が慣れたのか、とてもラクに感じられた。

週末は居酒屋に行って焼き鳥食べたもんね(私は元々ノンアルコール派)。

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