私の症状に応じた治療に関する内容となりますので、シモ系の話も含まれます。

 

【入院3日目】

 

抗がん剤シスプラチンの投与が始まってから、胃のムカムカ感が生じて食欲が半減。

醤油、塩、酢といった味の強い調味料で調理された物にしか食欲がわかなくなった。

シスプラチンは抗がん剤の中でも吐き気が顕著らしく、吐き気止めも一緒に点滴するし、経口薬剤も当日~翌々日まで処方される。

それらのおかげで、吐くほどに気持ち悪くなるのは稀みたいだ。

同室の経験者談によると、「つわりみたいな感じ」だそうだが、私は娘を妊娠した時も吐きそうになるほどのつわりを経験したことがなく、ただ、異様に食の変化が生じたのと、少しの空腹でも気持ち悪くなるので、常に何かを口に入れていた記憶がある。(おかげで体重が10キロ超増になってしまった)

 

シスプラチンと放射線リニアックとの併用で何もアレルギーが生じなかったので、退院までの2日間は「尿量計測チェックをして3回残尿が50ミリリットルを下回れば自己導尿卒業!」を目指すこととなった。

正直、今朝まで留置カテーテルをしていたのに、すぐに尿意が回復するのか不安だったが、なんと3回連続で25ミリ以下という、まぐれのような数値をはじき出し、夜中には「もう計測しなくていい」とまで言われて、クラッカー無事に卒業!!クラッカー

最初の男性主治医には「術後1~2週間で自然排尿に戻りますよ」と言われていたのだが、実際には2カ月近くかかかった。

でも、まあ良かった!!!

 

次週から月~金はリニアック、水は血液検査、リニアック、医師の診察、シスプラチン投与と平日は毎日通院しなければならないので、シスプラチンを投与する場所を教えてもらわなければならなかった。

口頭で何となく場所の把握はできたが、看護師さんに「もし、先方の予約が取れたら見学させてもらいましょうか?」と嬉しい打診があって、夕方に取れたので連れて行ってもらった。

化学療法室という場所で、真ん中にナースセンターがあって、左側にレザー張りのスタイリッシュでサイドテーブル付リクライニングシート席(150度傾斜くらい)群、右側に普通の病院ベッド群がそれぞれ10くらい並んでいた(両方ともTV視聴可)。

大抵の人は

目がリクライニングシート席を選ぶよな。

 

しか~し、長年、日本~アメリカ東海岸の空路を利用していた者にとっては、ビジネスクラスとフルフラットシートのファーストクラスの違いに見えてしまうんだよな。

大事なのは座席の可能傾斜度だ。

私は6時間半のフライト(点滴)だ。

ハワイに行くなら、フルフラットシートの方がいいよな?

おまけに私はプラチナ会員(抗がん剤がプラチナ製剤。肉体が後光を放ちかねない、ウソウソ)だから、分相応に違いない。

・・・と、私は室内でほくそ笑んだのだった。

 

【4日目・退院日】

 

食欲減退、しかし、水分で体には顕著なむくみが出現して(とにかく水分補給を言われるので)一夜にしてデブになった感じ。

朝食後すぐにリニアックを受けに行き、戻ってから退院準備。

宿題にこんなのを2枚もらった。

 

通院25日分、これを埋めなければならない。ガーン

 

 

とりあえず退院おめでとう、自分!!!グッド!

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