時雨→舘林と来て、今回は千家√。

 

3人攻略した段階では、千家のルックスが一番好みラブラブで、ストーリーとしても最も私の価値観としっくり来る。

 

 

第二次世界大戦前夜の大正期。

 

英米ソ連(ナゼか中国は入っていなかったけどな)など列強が虎視眈々と日本の侵略機会を狙っていた状況と、今の日本を分断、侵食しようとする戦勝国を主とする世界情勢は結構似ていてこんな時は死霊でも何でも使えそうなものは使ってそれらの国々を跳ね除けようとする千家の意志は大いに理解できる。

 

性善説で「戦争は避けなければならない」と綺麗ごとを言ったところで、やる気満々の国々相手に話し合いも何も通じるわけがない。

 

そこで思考停止になって後手に回り蹂躙されるくらいなら、死霊でもアンダーグラウンドの何かでも共通の敵となるなら結託する。

 

私の思いを千家が体現してくれている潔さに好感が持てる。

 

ただ、千家が抱く日本が世界覇権を握る野望まで私は持ち合わせていないが、でも、今の国連常任理事国を構成する国々よりも日本の方が私利私欲に塗れず公平性を保っていて、覇者に相応しい品格を有しているとは思うがね。

 

このルートは全てのエンディングが千家√にふさわしく魔性を帯びていて、平和で爽やかなGOOD ENDという終わり方が無い。

 

一番好きだったのは、目の上のたんこぶみたいな皇后(蛇の化身っぽい?)を千家が始末した後、宮城に放火、自刃した所に主人公の京一郎が駆け付けて後追いし、二人して根の道で背中合わせに永遠に死霊と闘い続ける・・・というもの。

 

欧米の戦死した兵士も死霊として使役し、母国の軍と戦わせて圧勝するというエンディングも「日本を舐め腐って安易に攻めて来るからこういうことになる」と、戒める意味で小気味良かった。

 

千家の中の方(CV)は、裏名義を使っていても時々アクセントが弾むので、すぐわかった。どちらかというとコミカルで軽快な役が似合いそうだが、こういう魔性の男もなかなか味があった。

 

さて、次はいよいよ最後の謎の男、ミサキ。和装のルックスが一番好きだ。
中の方(CV)は特徴的な声で、超有名BLアニメにも出演されていた方なので、フワフワと役どころが見えないだけに楽しみな√だ。

 

ただ、千家√で京一郎を普通の学生に戻そうとする逃避型平和主義者っぽい雰囲気が見られたので、幻滅させられないか、ちょっと心配だ。

 

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