11月3日、アメリカ大統領選当日、私は奇しくもニューヨーク市のホテル泊だったので、普段は縁のないテレビというもの(それも大画面の)にかじりついて開票ライブをベッドに転がりながら深夜まで見ることができた。

 

TVを見ていて、ぶったまげた目のは、
アメリカって日本と違って国内で時差(6つのタイムゾーン)があるじゃない?
東部時間(NY含む)から見て西の果てのハワイは5時間遅れなわけ。
つまり、投票締め切時刻にも時差が生じるわけ。
なのに

締め切った東からジャンジャン集計報道が

始まっちゃうの!ポーン
まだ、西海岸やアラスカ、ハワイなどは投票受け中なのに・・・。

 

つまり、何か意図を持っていれば、
西に行けば行くほど、

東側の得票動向を勘案した投票ができるグラサン
ってこと。

 

何で全てのタイムゾーンで投票締め切りが終わってから

全国一斉に集計スタートできないかね?
そっちの方がよっぽど公正だと思うんだけど・・・。
まあ、大統領選と言いつつも、選挙運営は州に任せられているから、足並みを揃えるのは難しいんだろうね。

あと、報道もバイデン贔屓で公平ではなかった。
州内のカウンティ(郡)単位で赤(トランプ)青(バイデン)の勝者色分けがされている地図が表示されるんだけど、その中でバイデンが勝った特徴的なカウンティだけ、その内訳と解説がされたんだ。
同じ州内でトランプが勝った代表的なカウンティについても解説されなきゃ公平さを欠くし、内容的にも比較傾向がわからない薄っぺらなものになるにもかかわらず、それを聞くことはなかった。意図的にやっていないとしか思えなかった。
翌日の予定が無ければ貫徹してもいいくらい興味あったけど、翌日は領事館に行かなければならなかったので、0時をリミットに寝たけどね。

今、日常の生活圏では、バイデンサポーターの家は早々に応援ボードを撤去したけど(勝利を確信したからかな?)、トランプサポーターの家はまだボードやフラッグを掲げているところが多い。
私も機会あるごとにトランプキャップを被っている。

 

全米各所で「票を盗むな!」と、共和党あるいはトランプ支持者や民主党でも今回の選挙に不信感を抱いている人達がデモを繰り広げているみたいだが、アメリカはきっと最後には「自由」と「民主主義」の旗のもとに大多数はまとまると思う。

 

アメリカは大統領を国民が直接選ぶ方法だから(やり方は州任せだけどね)、不正集計が与える影響が大きいんだろうけど、反面、国民の当事者意識も高い。

 

日本で、もし、明らかに奇妙な選挙結果が出た時、果たして選挙運動やデモ慣れしていない国民が勝敗不明な状況で「自由」と「民主主義」のためにここまで抗えるだろうか?ちょっと心配になった。

 

日本で同様のリスクが懸念されるとしたら、

改憲時の国民投票

だと思うので、

その時は例え時代遅れと他国から笑われようとも、郵送や集計ソフトは導入せず、鉛筆書きでシンプルにやった方がいいと思う。

 

今回の大統領選はその警鐘と捉えるべきだ。


 

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