どう打開するのか? (vs 甲府) | オレオのアルビと共に

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アルビレックス新潟観戦記を中心に、その他もろもろ

2020 J2リーグ 第22節

vs ヴァンフォーレ甲府 (デンカS)

主審:中村太

△ 1-1 (63' オウンゴール、65' ドゥドゥ)

[試合後順位]
年間:7勝5敗10分 (+3):9位↓


今回は、試合だけじゃなく、色々な情報がありすぎて時間が掛かってしまいました笑い泣き

まずは、土曜日の試合から。

今季2度目の川中島ダービーは、またしても引き分けとなりました。

甲府の出足の良いプレス、堅固な守りに大苦戦し、またしても上位との差を詰める事は出来ませんでした。

そんな堅守の甲府の守備を、オウンゴールとはいえ、完全に崩しての先制点。

その直後にミスから失点した事はいただけませんが、その後は小島を中心に守りきった。

最低限の結果は残しました。

高木、大本、田上、シルビーニョなど、最近メンバーから外れていた選手が良い動きを見せてくれた事も今後に向けて好材料。

心配なのは、テセを活かす事が出来ていない事。

周りのフォローでもっと彼が前を向いてプレー出来るようにしないといけませんね。

新太の離脱が発表された中、ファビオ1人じゃ無理がある。

テセ、達也、矢村、マンジーなど、サブメンバーの頑張りが必要です。
 
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【今日のスタメン】4ー2―3―1
Sub:ファビオ、ロメロ、島田、シルビーニョ、堀米、新井、藤田
<交替>
61' テセ → ファビオ
69' 中島 → 島田
69' 大本 → シルビーニョ
69' 荻原 → 新井
70' 高木 → ロメロ
<警告>
なし
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メンバー発表の時点では、テセと至恩の2トップ?

甲府に合わせて3バック??

…など、どういう組み合わせなのか考えさせられましたが、結果は今季初の4ー2―3―1でした。

ここ最近のアルビではあまり見られなかったトップ下を置いた布陣。

個人的に見たかった布陣です。

スタメンは、新井→田上、島田→中島、ロメロ→大本、ファビオ→テセ、矢村→高木と、5人変更。

新井を休ませる事が出来ましたが、両CBと至恩が少し心配です。

一方の甲府は、大幅に8人変更。

アルビユース出身の泉澤はメンバー外でしたが、新潟出身の中村が先発です。

そして、天敵のドゥドゥはベンチスタートです。

出て欲しくなかったなぁ。。。
 
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当日仕事だったため、結果を知りつつDAZNで振り返ったのですが、メンバー、フォーメーション共に新しい事に挑戦しつつ、今まで積み上げたものも継続するという難しいミッションに挑んだ試合だったと思います。

得点はオウンゴールのみ。

アルビの決定機より、カウンターから甲府の決定機が多かった。

またしても上位に勝ち切れず、上位との勝ち点差を縮める事が出来なかった。

徳島が引き分け、長崎と北九州が敗れてチャンスだったのに。

それでも、今後対戦する堅守のチームをどう打開するのかのヒントは見えたのでは?

この試合で、最も目を引いたのがトップ下に入った高木。

解説の梅山さんも言っていましたが、DFとボランチの間にポジショニングを取り、ボールを引き出しては捌きを繰り返していました。

やはり、高木のトップ下は良いですね。その良さが結実したのが後半の先制点の場面でした。

まずは、大きなサイドチェンジから、荻原が至恩に預けて掛け上がる。ボールを受けた至恩が、近づいて来た高木にパス。ここで1回高木に出した事で荻原がフリーに。

高木がワンタッチで荻原に出して、荻原がスピードのあるクロスを入れると、走り込んだファビオと競り合った新井のオウンゴールを誘って先制点。

5バックでキッチリブロックを組む甲府の堅守を、完璧に崩したシーンだったと思います。

これをもっと回数が増やせれば良かったですが、そこは甲府の堅守の前に出すことが出来ませんでした。

それから、この試合でウイング的ポジションとなった、至恩と大本。

至恩は最近、中央でプレーする機会が多かったですが、この試合ではサイドに張る場面が多かったです。

どちらか一辺倒になってしまうと、やはり相手に読まれてしまうので、両刀使いになってくれると、もっと相手の脅威となると思います。

新太が今季絶望となった中、至恩に掛かる期待値は高くなってしまいますが、更なる成長に期待したいと思います。

久々の先発となった大本は、非常に気持ちが入っていました。

同じく久々に先発となった田上と共に、右サイドの上下動を繰り返し、守備でも奮闘していました。

後は、試合勘を取り戻し、クロスの精度を上げてくれれば、右SHの第1選択になれると思います。

田上は、サイドで大本のフォローしながらも、大ピンチをクリアする場面も。元々FWなので攻撃力がありますが、出来る事ならCBで勝負して欲しいです。

そして、キャプテン・シルビーニョ。やはり久々の出場でしたが、サイドの高い位置は良いと思います。

トラップが上手いシルビーニョは、サイドチェンジのロングボールの受け手になれます。奥行きと幅を取るには最適の選手。中央だとどうしても持ち過ぎてしまう欠点も解消されると思います。

…と、久々の選手の良い点ばかりを振り返りましたが、悪かった所も少しだけ振り返ります。

まずは、失点の場面。

明らかに狙っていた甲府のプレスにはまってしまいました。ここは、常に狙われていると意識して、改善してもらいたいですが、福田はこのパスミス以外は素晴らしい動きでした。

それから気になったのは、この試合先発して、前半で交代となったテセの活かし方。

相手にとって最も脅威となるはずのテセですが、後ろ向きでボールを受ける場面ばかりで、中々前を向く事が出来ませんでした。

もう少しテセを前に出せるようなフォローが必要だと思います。

テセはもっと出来るはず。もっと活かしてあげたいです。

チームトップの得点を取っている新太の長期離脱が発表された中、新たな試みであるフォーメーション、久々の選手の活躍と、これからに向けて可能性を感じさせる試合だったと思います。勝てればさらに良かったですが。

次節、アウェーの琉球戦では、どういった采配を見せてくれるのか?

楽しみにしたいと思います。

それにしても、ドゥドゥは天敵ですな。。。ショボーン

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先日の徳島戦で負傷交代した新太。

想定以上の重症でしたえーん

今季、チーム最多得点の新太の離脱は非常に痛いですが、ゆっくり治して欲しいです。

調子が良かっただけに本人が一番悔しいでしょう。

待ってるぞ。新太!

■診断名 
右足第五中足骨骨折
 
■全治 
約3ヶ月の見込み
 
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チームの調子が上がらず、エースが離脱と、中々厳しい状況のアルビに明るい話題が。

寺川スカウトが、また将来有望な選手を獲得してくれました。

先日、加入が発表された三戸舜介選手に続き、U-18日本代表のFW小見洋太選手が来季アルビに加入します。

小兵ながら、ゴールの嗅覚に優れたストライカーがやって来ます。

非常に楽しみな選手です。

小見選手、アルビにようこそ!

小見 洋太 選手 Yota KOMI
■ポジション 
FW

■生年月日 
2002年8月11日(18歳)

■身長/体重 
169cm/64kg

■出身地 
埼玉県

■経歴 
FCリアン → FC LAVIDA → 昌平高

■代表歴 
U-18日本代表

■特徴 
常にゴールを狙い、攻守に貢献できる万能型ストライカー

■コメント 
このたび、アルビレックス新潟に加入することになりました昌平高校の小見洋太です。小さい頃からの夢であったプロサッカー選手としての生活を新潟という地でスタートできることを大変嬉しく思います。家族をはじめ、これまでサポートしてくださった方々への感謝の気持ちを常に持ち、「結果」という形で恩返しできるように、より一層頑張っていきたいと思います。また、子どもたちの憧れの職業であるプロサッカー選手であるいう自覚を持ち、多くの方々に応援される選手になれるよう、ピッチ内外で責任を持った行動を心がけていきたいと思います。今後とも応援よろしくお願いします。


※ アルビレックス新潟公式サイトより転載

 
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