☆13時半以降は38600円ラインでもみあいが続き、1時間後の14時半からは急激な買い戻しが続いた。逆に外為市場ではドル円でドル安円高が起こっている。もちろん日銀が利上げを正式決定した影響に違いない。ドル安円高が影響をユーロや豪ドルなど他の通貨に対しても急激な円高になっている。

☆これまでドル安円高は外資のリスクオフのサインと説明をしてきて、今日の日経平均はまさしくその状況の中、終盤、買われたわけで、当塾の相場理論が破壊されたような一日だった。ここまでは全体を概観した場合、そういう理屈が成立したわけだが、一体全体、どういう相関関係になっているのか明日以降、まだ見ていく必要あり。

(昨日メールマガジンより一部抜粋)

 

昨日の下げ渋りと大引けにかけての駆け上がりを見て、
底をついたのか?と相場観が狂いました。
メルマガ執筆時にドル円、ユーロ円など急落(円高)しており、
そんな中、日経平均が上げたのが外資の買いによる年初来の上昇であるのは
自明でしたから、おかしいとなるわけです。たとえばADRのように
ドル建てで買っている日本株はドル安になることにより含み益が減るわけですから
急激にドル安に向かうなら利益確定を外資は急がなければいけないわけで。
やはり今日は昨日の上昇の反動で現在、下落しており、11時1分、
日経平均は37910円(-1191円)。38000円ラインを明確に割って
下落しています。安値は10時44分の37737円。そこから下げ幅縮小が
続いていますが、どこまで戻せるか。38000円台を回復しさらに下げ幅縮小が
可能かー。
4桁安ですので値ごろ感はあるはずですが・・・。 

(11時6分 後場予想)