☆昨日も書いたようにバランスよくが一番いいと思います。AIinsideはうまくいきましたがグロース銘柄が同じようにリスク以上にリターンが高いようなこんな安定した緩やかな上昇チャート銘柄はあまりありません。1つぐらい高めのボラ銘柄(そういう方向で発展しそうな)を入れておくか、というぐらいの感覚で。全部がグロースだと切った張ったになるかもしれません。それでは気分も落ち着きません。

☆決算発表もおおむね通過しましたし今後は政治日程や人気テーマ、そしてもちろん米国FOMCなどで動く相場となるでしょう。鉄鋼やトヨタ自動車関連(本体や部品メーカー等)が強い動きを見せています。銀行セクターもメガバンク以外に昨年11月頑強だった地銀がじわり買われてきました。

☆銀行はメガバンクは政府がつぶしたくてもつぶせないですから、そして増配が魅力なので、年金資産向けにお勧めしている銘柄です。コロナ前から注目していました。過去記事検索で古いもので2017年の記事を見つけました。

 

☆今日の終値が1521円ですから株価は当時から現在、2倍以上、配当利回りは当時5%前後が現在9%強。今日ブログ記事でテンバガー銘柄は利益確定の記事を掲載していますが、持ち続けていい企業の株というのもあります。それは倒産する可能性が低い、増配が期待できる企業(1株配当が着実に増加している企業)、株価の長期的な下落可能性が低い企業。この3つが必須な要素になります。三菱UFJはそれがあてはまる企業ということになります。年利回り10%の配当をもらい続けると想像してみてください。何年で元が取れるかと。税引きでも10年ももらうと配当だけで元が取れるかもしれません(増配が続くならもっと早い)。そのときに株価ががくんと目減りしているならだめですが、損さえしていなければ配当だけで元金を稼げるわけですから。そういう企業の株なら「ほったらかし投資」というのはありえますね。
(昨日メールマガジンより)