2017年7月に半導体セクターで有望な企業として選出した5社の中にその後、30倍以上に大化けした銘柄が入っていたわけですが

そもそもなぜ半導体セクターに目を付けたかというと2か月前の5月にあるレポートを読んだからでした。それは半導体企業に勤める現場の研究者がしたためたものでした、その結びに「今後、半導体需要は爆発的に伸びる」と書いてあったのでした。

これからの産業の方向性がレポートを読んでわかりましたし、爆発的というのがなるほどそうなるのかもと思わせたのでした。で、その後、有望そうな企業、大企業ではなく、これから化けそうな中小型株をピックアップしたのでした。

あとからわかることですが、その研究者がなぜそうしたレポートを書いたかというと、経産省がこれから伸びる技術や製品などを調べるために全国の有力企業に声をかけ、そういう情報を現場から集めていたのでした。その分科会がまとめたレポートも読みましたし図もまとめてありました。このブログにもその図を掲載して紹介した記憶があります。つまりこれからこういう製品が世の中に出て現場は伸びるんじゃないかと考えているということがわかる図です。技術を研究しているわけだからこれから世の中に出てくるのがわかるわけです。こんないい情報はないでしょう? その中で共通したのがナノテクノロジーでした。また電気自動車が代表的ですが自動車の電装化も入っていたと記憶します。グーグルやアップルもこの分野に進出しており今後、自動車は輸送機器というより電化製品になると言われ始めていました。トヨタも戦々恐々としていましたからね。あらゆるシーンで半導体需要が起こることは目に見えていたのでした。2017年にすでにこのセクターから銘柄を送っていたのですが花開いたのは半年後からでした。タイムラグが出てくるものです。しかし30倍以上に大化けしたレーザーテックは長期チャートの持ち合い圏をブレイクアウトしタイミングよく動意が始まりかけたときですから一度も確か、含み損に沈んだときもなかったと記憶します。

その後、DXとか投資テーマになり、政府の中に、特に菅政権になりデジタル庁とか出てきて株式投資的には歓迎でしたが一生活者としては不安もありました。何が起こるかまだわかっていませんでしたが。その後、2020年に入り、新型コロナパンデミックが始まったのです。

はじめっから鳴り物入りというか、すごかったでしょう、TVをはじめとしたメディアの報道が。こういうときには何かあるのです。経験的にそれがわかっていました。けれど、我関せず、さわらないようにしておこうと思いました。ちょうど2月末から世界的な暴落が起きました。株式投資的にこういうメリハリのついた相場は大歓迎です。暴落すると思って売り方の情報をご案内していきました。そして売りでずっとついていき買い戻しのタイミングを探し3月中頃からこつんと底の音がし買い戻しのチャンスとご案内していきました。売りも買いも当たりました。相当高いボラでした。その後ですが

3月末から米国発で量的緩和と金融緩和を同時に始め、世界の国がそれにならいました。株式市場は世界的にわいたことはまだ記憶に新しいと思います。

その年10月までの当塾配信の買い銘柄情報のヒット率は9割近かったです。多くの新しい塾生やこれまでの塾生が帰ってくれました。

しかし2021年に入るとロックダウンなど異常な状態が続き4月から接種が始まるワクチンのこともありましたし新型コロナについて集中して研究しました。1月8日にこんなまとまったレポートを書いていたということは2020年の12月にはこのパンデミックについて調査を開始していたものと思われます。で、調べていくうちに、これはとんでもないことだと思いました。けれどもNATOのリビア侵攻のときに懲りました。TVがこう言うけど実際、中身は相当違うよとこれでもかこれでもかと書きましたが反応は努力した量と反比例するがごとくでした。またそうなるのではないかと危惧しました。世界を巻き込んでやってますからね。けれども今回は自分の身体に関することだから、ちょっと違うんじゃないか。それよりも何よりも、これは伝えていかなければ。ただ全部に伝えると大変なことになるから必要な人にだけ伝えていかなきゃいけないなと、そう考えたことを思い出します。TVと違ったことを言うときちがいだと思われかねない異常な世間の空気でしたからね。