前場終値 26457円 +287円
アノマリーと言いますが昨年春以降下限は26000円割れ、そこからリバウンドし上限は28000円超え
そこが天井。そういうボックス圏が続いています。
昨年12月15日は実に粘り強かったです。この粘り強さであれば28000円を超えた水準でしたから今度こそボックス圏の上限を超えて
新しい上昇トレンドをもしかすれば作れるかと期待されましたが、残念ながら12月16日の終値が27527円。
このへんで今度もだめかというふうになり、週明け19日終値27237円。これで明確にボックス圏上限からの下押しに入っていると考え、底は26000円割れを意識。
そして翌日20日のお昼休み時間帯に日銀黒田総裁の10年債利回上限を0.25%から0.50%へ拡大する政策発表。これで急激に下げ幅を拡大。
この日の終値が26568円。明確にボックス圏下押しが始まったのでした。
残るはどこで底をつけるかー。
年明け1月5日安値25750円。このへんで底が割れる(つまりボックス圏から下降トレンドへ変化)可能性もありました。
この日の寄り前予想。
「今日の日経平均は反発して始まり、その後の動きはどうかー。25日騰落レシオ
で日経平均は71と底水準になっており自律反発が期待される水準。とはいえ
NY市場の反騰も小幅でありナスダック総合は10458ドルと10500ドルを下回って
おり相場の不透明感がすべて払しょくされたとまでまだ言えない状況。売り
買い交錯が予想されます。」
そしてザラ場終盤の明日の予想(14時46分発信)
「反騰にしては戻りが重い。時間外米株先物は続伸してはいるのですが不透明感がまだ高いためでしょう。14時41分、日経平均は104円高の25820円。
昨年来の安値水準で25日騰落レシオが71(1月4日付)と底入れ水準でこのへんで底を打ってよさそうですが
明日は続伸50 反落50
と予想します。米国が経済指数に良いものが出れば買われる現在の状況ですが景気がそれほど悪くないのであれば利上げを長期化させてもいいというロジックに変化する可能性も市場にはあるので、そのへんが今、混迷しているようです」
その翌日6日の明日の予想(14時47分)
「14時39分、日経平均は112円高の25933円。
14時以降、上げ幅が縮小しています。そのへんから大底をつけたかはまだ不透明感があります。今夜米国で12月雇用統計が発表予定で強い内容であれば利上げ長期化思惑から売られるのか、また弱い内容であれば景気減速で買われるのか。また強い内容であれば景気減速に至っていないということで買われるのか。このへんが都合よくぐるぐる回っており、読みにくい状況です。
水準的には日経平均もグロース市場もいつ底入れしてもおかしくないところではありますが底抜けは絶対ないのかと言われると、そのへんは何とも言えない状況。
日銀がゼロ金利政策からの脱却をああでもないこうでもないと黒田総裁が発信しているのが不透明感につなっがっている見方もできます」
まだ26000円手前で慎重姿勢を残しています。
明確に底入れ判断は今週から。
連休明け10日(昨日)の寄り前予想。
「今日の日経平均は上昇して始まり堅調な展開か。日経平均は昨年春から続く長期ボックス圏、上限28000円越え、下限26000円割れが今回も継続する可能性が高まったのではないか。底と分かれば買い戻しの動きが進むでしょう」
明日の予想(14時50分配信)
「明日ですが続伸の可能性が高いと予想します。今日、26000円台へと押し返したことで昨年以来の長期ボックス圏が継続している可能性が高いでしょう。26000円割れが先週続きましたが、下落が続かないのであれば買い戻すしかありません。業種にもよりけりでしょうが、日経平均としは反騰に入るのではと予想します」
本日、堅調に上昇が続いております。