「買うなら優秀な企業でも株価が強い企業である必要」という実例をご紹介します。

昨年8月9日と11月28日の2回、気になる配信している7701島津製作所ですが

8月9日は2週間下押し後、1か月、上昇し含み益方向。しかしその後、世界的株価調整による悪影響を受け

2か月間の株価下落。11月28日に押し目と判断して気になる配信。そのときのコメントが以下。

「底入れ判断 長期上昇トレンド 好業績優秀企業

2577円 +2.26%」

しかし下落は止まらず12月末まで株価調整が続き、今年正月明けでようやく底入れし、1月末にようやく11月末の気になる配信時

と同水準の株価を回復。2月に入りレンジブレイク上伸で株価上昇が続き、現在、再び持ち合い圏ブレイク開始。2955円+4.42%

信用性の高い銘柄と過去高い評価をしてきましたが、株価も含めて優秀な企業は辛抱して長く持つところに妙味あり

という好例です(2回の気になるポイントは長期チャートを参照ください)。

 

いっぽうで優良企業といえども、6902デンソーのような会社もあります。もともと、それほど強いチャートというより

電気自動車への取り組みや自動車部品メーカーで世界2位という企業経営の優秀さで選出、昨年2月26日と今年2月12日の2回

気になる配信したのですが、なかなか株価は重いです。

ちなみに1回目のコメント。

「自動車部品世界2位
EV化勝ち組
好業績(上方修正)
テクニカル売られ過ぎ
反騰兆候
6288 +33」

2回目のコメント。

「大底と判断
4704円 +159円 」

 

経営の中身(ファンダメンタル)や保有する市場テーマがまずあって、

それから株価の動きではなく

まず株価の動き(チャートの強さ)があって、それからファンダメンタルや、テーマへと進んでセレクトしていくほうが

合理的だという好例です。