ナンピンをすすめられて

買い下がる人とかいるでしょう

あれはあまりいい手法ではないので、やめたほうがいいです。

冒頭掲載するのは日経平均の月足4年チャートです。直近4年間で実に半分以上が下押し圧力が高い期間です。ただ割安感と業績だけで買っても地合い悪で地滑りのように株価が下落した時期です。

昨年好業績テクニカル安値圏で買っても期待通りに反騰せず、ずるずる下げて下降トレンドを形成した銘柄が多かったですが、ナンピンで買い下がった人は昨年末の世界的暴落で追証か恐怖感から手放した人がほとんどだったでしょう。

 

そもそも買い下がって購入単価を下げても、どこまで持ち続けられるかの問題があります。

含み損から含み損解消、そして含み益まで持ち続けられるか。そしてさらに株価が上昇した場合、持ち続けられるか。多くの人は含み損が少なくなる過程で手じまいされます。握力の問題があります。

 

あと、1つの銘柄に手元資金を奪われるわけですね。そして投資チャンスも奪われます(ほかの有望銘柄への投資機会)。もし期待通りに株価が動かなければ資金も溶かしかねません。

 

ナンピンはよほどの時以外、しないようにし、

期待通りに含み益方向からタイミングを見て買い足すビルディングをお勧めします。