先週20年ぶりに日経平均は高値を更新したのですが、これで天井なのかどうかが肝心なところです。

 短期的な過熱感は非常に高いです。日経平均25日騰落レシオは先週金曜日時点で152.94Pですので、通常、買われ過ぎの目安とされる120Pをはるか上に超えています。25日間の上昇銘柄数を下落銘柄数で割った%が25日騰落レシオです。それだけ買われた証拠です。ですので、ちょっと過熱しているのは間違いありません。

 ですが日経平均PERはまだ14倍台と低いままです。日経平均PER的に買われ過ぎなのは16倍を超えた水準です。14倍を割ったところは、割安放置という評価です。

 8月から9月にかけ、北朝鮮ロケットリスクで株は買う雰囲気ではありませんでした。あの頃は13倍台でした。ですので、北朝鮮がロケットを撃ったところで日本に着弾することはまずないし米国領海に撃ち込むことも考えられないので、株は買い時ですよと言っていた数字的な根拠はこのへんを見て言っていたのです。そんな北朝鮮リスクごときでマーケットが崩壊するはずがありませんしね。

 こういうことを書くと不遜なと感じる人が必ずいますが、いつになったらでは、株を買うのですか、ということなのです。隣の人と足並みをそろえていては株でもうかることなど、できないのですから。誰もが買うようになってからでは遅いのです。今はまだ安いかもしれませんが、みんなが買うようになってからでは、当然、高くなります。そういうときに目安にするのが日経平均PERです。

 安いときに買っておけば、みんなが買って高くなったときに、急落しても、まだ含み益であわてなくてもいいのですから、北朝鮮がロケットを発射してくれたおかげで、安く買えた人は一定、存在するはずです。この期間、電気自動車関係が動きました。

 株式市場はまだまだこれからではないでしょうか。

 

 

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