「個人の問題にしないで」=検察不信あらわ―村木元局長

時事通信 9月21日(火)12時56分配信

 東京・霞が関の司法記者クラブで会見した村木厚子厚生労働省元局長(54)は「組織としてこういうことが起こらないようにすることが一番大事。あまり個人の問題にしてほしくない」と述べ、検察組織として真相究明を図るよう求めた。
 村木元局長は冒頭、「大変びっくりした。こんなことが起きるのかと恐ろしい気持ちだ」と検察に対する不信感をあらわにした。
 検察側の主張と改変前のフロッピーディスク(FD)のデータとの矛盾に、最初に気付いたのは村木元局長。「データは残っていないのかと思ったら、開示証拠の中に合致したものがあった。大事な証拠なのに真相解明に使われていないことに大変ショックを受けた」と振り返った。その上で、「改ざんされていれば、自分の無罪の足掛かりになるものが得られない。本当に怖いことだ」と述べた。 

<コメント>
データ(日付)が検察官によって改ざんされていた件
検察なら再発を防ぐために組織にメスをいれることは、しなくてもいいというのだろうか。
問題の検事は、主任検察官。捜査の指揮をとる人物で西松事件では東京地検特捜部の応援に
きていた人物という。
こんなずさんな捜査。そしてストーリー押し付け捜査。これまでさんざん囁かれていた特捜部の内実が
暴かれはじめた・・というか、やっぱりそうかと証拠がためされたような事件といえるのでないか