素晴らしいブログ記事をみつけたので、そのまま転載。



政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】
http://blog.goo.ne.jp/yamame1235/e/012900eeb9b51767c629a04189e71e9b

朝日・読売・毎日は廃刊せよ!…マスコミの菅応援が目に余る

2010-08-28 08:12:39 | 小沢一郎◇


マスコミの菅直人応援が目に余る。
菅直人の応援というより、小沢攻撃と言った方がいい。

どこも似たようなものだが、特に朝日の愚劣さ、悪意が際だっている。
あの産経でさえ、あきれている。
”鼻くそが目くそを笑った”というようなものだが……。

【高橋昌之のとっておき】疑問だらけの16日付朝日新聞社説 (産経ニュース 8/22)
16日付朝日新聞の社説「党首選のあり方 政権交代時代に合わない」を読んで、その論理があまりにも疑問だらけで、驚いてしまいました。社説といえばその新聞社の「主張」で、ベテランの専門記者である論説委員が会議などを経て執筆にあたりますが、とてもそうは思えない論理展開でしたので、今回はその社説を引用しながら、私の見解を述べたいと思います。

当の朝日の社説が見つからなかったが、引用部分を見ると確かに朝日の社説は狂ってるとしか言い様がない。
特に笑ったのが次の部分

『社説が示した第2の疑問は「菅氏は先の参院選で敗北しても首相を辞めなかったのに、なぜ一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければならないのか」ということです』

それが政党政治であり、議会制民主主義というものである。
産経記者氏もすかさず突っ込んでいる。

『また、「一政党内の手続きにすぎない投票の結果次第で首相を辞めなければいけないのか」という疑問についても、日本が議院内閣制であることを忘れてしまっているのではないかと思ってしまいました。

 言うまでもありませんが、憲法上、首相は国会議員の議決で選ばれることになっています。国会議員が所属する政党で党首選が行われたら、その結果に従って、選ばれた党首を首相に指名するのは当然です。これがいけないというのは、憲法で規定された議院内閣制を否定することになってしまいます』

産経記者氏の方がよほどまともである。

さて、小沢出馬のニュースが流れてからのテレビのヒステリックな小沢叩きには、良識ある市民は驚きあきれているだろう。
どの報道番組も散々に「政治とカネ」で騒いだ挙げ句、「大事なのは政策です」と一言付け加えてしめくくる。
そう言うのなら、せめて二人の政策が出揃ってから騒げ!
テレビは精々ニュースを流すだけでいい。
幼稚な正義感を振りかざす司会者に茶坊主のような解説者、ノータリンの芸能人をそろえての報道番組というのは、もうヤメにしたらどうか。

「政治空白は許されない」というのも各局・各紙共通である。
しかし、菅政権の3ヶ月はそれこそ政治空白そのものであった。
菅政権は、円高・株高に対しても、唯々「注意して見守る」と繰り返すだけである。
いまさら政治空白でもあるまい。

さて、小沢一郎の代表選出馬を大手三紙が一斉に社説で取り上げている。

小沢氏出馬へ―あいた口がふさがらない (朝日・社説 asahi.com 8/27)
どうしてここまで民意とかけはなれたことができるのか。多くの国民が、あぜんとしているに違いない。

 民主党の小沢一郎前幹事長が、党代表選に立候補する意向を表明した。

 政治とカネの問題で「責任を痛感した」と、幹事長を辞して3カ月もたっていない。この間、小沢氏は問題にけじめをつけたのか。答えは否である。

 いまだ国会で説明もせず、検察審査会で起訴相当の議決を受け、2度目の議決を待つ立場にある。

持ち出すのは、おきまりの「政治とカネ」と「検察審査会」。
「政治とカネ」は今や小沢の代名詞の如くである。

党内でさえ視線は厳しい。憲法の規定で、国務大臣は在任中、首相が同意しない限り訴追されない。このため「起訴逃れ」を狙った立候補ではないかという批判が出るほどだ。

こういうのを「ゲスの勘ぐり」という。
小沢のイメージを傷つけることなら何でも持ち出す。
要は「小沢は出るな」ということである。

しかし、一政党の代表選である。
去年の総選挙で国民は民主党政権を選んだ。
その民主党内での選挙である。
そこで選ばれた代表が気に入らなければ、選挙で国民が落とす。
お前らがごちゃごちゃ言うことではない。

まして小沢は罪人ではない。
未だ起訴もされていない。
たとえ起訴されていたとしても最終審判が下されるまでは無罪の推定がなされなければならない。
立候補まで許さないというのは、完全な”人権無視”・”人権侵害”である。
この社説は多分産経記者氏が笑った社説と同一の執筆者によるものだろう。
別人であれば、それはそれで恐ろしい。

社説:民主党代表選 大義欠く小沢氏の出馬 (毎日・社説 毎日jp 8/27)

「政治とカネ」の問題を抱えたまま……
政治的な説明責任が……
東京第5検察審査会が……
首相の起訴も自身の同意が必要とみられ……(訴追逃れのこと)
貴重な時間が空費され……(政治空白のこと)

小沢氏出馬表明 日本の針路を競う代表選に(8月27日付・読売社説)

「政治とカネ」の問題について、きちんと説明責任を。
衆院政治倫理審査会で弁明せず、証人喚問からも逃れた。
検察審査会……
「小沢氏は起訴を逃れるため、首相をめざすのではないか」
政治空白の余裕はない

この金太郎飴のような社説は何なのだ!
談合か?

そう言えば最近の世論調査も怪しい。
どこも内閣支持率と同時に菅続投の賛否を聞いている。
これまで見たこともない質問事項である。
しかも、小沢復権の可否まで、横並びで調査している。

世論調査談合であろう。
談合でない、というのなら、こんな新聞三つもいらない。
一つあれば十分である。
それよりは、全部なくすのが一番いい。

この三紙の底流にある意識を如実に語っている記事があった。
記事の筆者は池内 正人 元日本経済新聞経済部長・テレビ東京副社長という人物である。

読むだけで背筋の寒くなる文章である。
狂人であろう。

民主代表選:新聞は世論調査を使う時だ (新聞案内人 2010年08月25日)

彼はまず各紙の社説を引用し、自説の正統性に権威付けをする。

◇朝日新聞=政治資金問題に「けじめをつけないままの立候補は、民主党政権からの民心のさらなる離反を招くだけだろう」(21日付)

 ◇読売新聞=「特に小沢氏の場合、『政治とカネ』の問題で検察審査会の審査が継続中だ。代表選に出馬するのなら、どうけじめをつけるのか、具体的に語る必要があろう」(20日付)

 ◇日経新聞=鳩山、小沢の「両氏は前政権の責任者であり、米軍普天間基地の移設や『政治とカネ』を巡る問題で辞任に追い込まれた。十分な総括をしないうちに復権に動き出した印象が強い」( 20日付)

小沢一郎の代表選出馬を前もって牽制する社説が並ぶ。
ここからが恐ろしい。
小沢の立候補阻止、小沢総理実現阻止のための手段を提案している。

 だが国民の側からみての“対抗手段”は他にもありそうだ。大新聞が得意の世論調査をやればいい。その結果が「是認する」なら、それはそれでいい。しかし「認められない」の世論が強ければ、民主党も考えざるをえないだろう。

 これが国政選挙の場合だったら、この種の世論調査は不可能だ。選挙法に触れるかもしれない。しかし一政党内の選挙ならば、規制する法律はないと思う。

 国民は民主党の規約に文句は言えない。それならば新聞が世論調査で、外部からの影響力を行使する。これが民主主義における力のバランスというものではないのか。

語るに落ちる!

しかしこれぐらいはっきりと世論調査の本質を露わにしてくれるとありがたい。
各紙の世論調査の数字も、なるほどと納得できる。

それにしても公職選挙法に触れないからといっても、常識というものがあるだろうに。
「大新聞が得意の世論調査で……」

新聞とテレビの足並みをそろえた論調。
たとえ、クロス・オーナーシップを禁止したところでこいつらの本質は変わらないだろう。
腐ったメディアは生きているだけで害悪を流す。
潰すのが一番である。
残すのはスポーツ紙と芸能誌だけでいい。
テレビの番組案内がついていればそれでいいという人間が大半である。

長く生きすぎると、体のあちこちが腐ってくる。
こいつらは特に頭と心が腐っている。

朝日新聞 1879年 創刊
読売新聞 1874年 創刊
毎日新聞 1872年 創刊

もう十分であろう。

追記 朝日の狂気は今日も続いている。

菅VS.小沢―政策を競うのでなければ (朝日・社説 asahi.com 8/28)
民主党の代表選は、再選を目指す菅直人首相と、「復権」に執念をみせる小沢一郎前幹事長との全面対決の構図となった。

 政治とカネの問題にけじめをつけていない小沢氏に、首相を目指す資格があるとは言い難い。民意に問うことなく、首相をまた交代させようとする企てが正当とは到底いえない。