すべての民を喰い尽くし、すべての民より掠奪することは、彼らすべてが吾等の権力下に置かれる時に始まるべし」(タルムード)


CIAの東京支店である東京地検特捜部とは、反米国益の民族派である田中派を政界から駆除・弱体化するためにあった。旧田中派最後の大物(総理経験者)橋本龍太郎を政治的失脚に追いやることに成功した後から、郵政民営化の具体的な動きは始まっている(アクションは米国側から)。





平成研究会(旧田中派)最近の動き


2004年7月日本歯科医師連盟事件で橋本龍太郎が会長職を辞任、派閥を退会。以降会長職が空席に。 旧田中派が急速に弱体化


2004年10月年次改革要望書に日本郵政公社の民営化の要求が明文化

 要望書で自国保険業界の意向に沿う形で「簡保を郵便事業から切り離して完全民営化し、全株を市場に売却せよ」と日本に要求している。これを受け、郵政民営化について政府の郵政民営化準備室と米国政府・関係者との協議が2004年4月以降18回行われ、うち5回は米国の保険業界関係者との協議であったことを2005年8月5日の郵政民営化に関する特別委員会で大門実紀史参議院議員の質問に竹中平蔵郵政民営化担当相が答弁で明らかにしている。さらに2005年3月に発表されたアメリカ通商代表部 (USTR) の「通商交渉・政策年次報告書」には、2004年9月に閣議決定した「内閣の設計図」(小泉内閣の基本方針)に「米国が勧告していた修正点が含まれている」と述べられ、米国政府は米国の勧告で郵政民営化法案の骨格が書き換わったことを公文書に記載している。(ウィキペディアより)

 郵政民営化法案は2005年7月5日、衆議院本会議においてわずか5票差でかろうじて可決されたものの、2005年8月8日、参議院本会議においては否決された。衆参どちらの採決においても、自民党執行部の党議拘束にもかかわらず、多数の自民党国会議員が反対に回っていた(ウィキペディアより)


郵政民営化法案に反対・棄権した自民党議員

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%83%B5%E6%94%BF%E5%9B%BD%E4%BC%9A (ウィキペディア「郵政国会」より)


2005年9月 郵政解散総選挙 自民党圧勝(反対議員の公認はずし→小泉チルドレン)


2005年11月- 平成研究会第6代会長に津島雄二が就任。旧田中派さらに弱体化

 自民党、郵政民営化に反対票を投じた自民党議員を追放

(国民新党、新党日本、無所属へ)


2007年10月 日本郵政株式会社が誕生


2007年11月 山田洋行(防衛庁汚職)事件

・・・・平成研究会有力議員(額賀、久間)が汚職事件に巻き込まれる←東京地検特捜部


2009年7月津島雄二が突然の政界引退←旧田中派さらに弱体化


2009年9月額賀福志郎が津島の議員辞職後、空席だった平成研究会の会長就任



旧田中派つぶしの歴史と清和会との比較

▲「経世会(旧田中派)」VS「清和会」

(田中派)田中角栄 逮捕 ロッキード事件(←東京地検特捜部)
(経世会)竹下登  失脚 リクルート事件(←東京地検特捜部)
(経世会)金丸信失脚逮捕 佐川急便献金・脱税(←東京地検特捜部&国税) 
(経世会)中村喜四郎 逮捕   ゼネコン汚職 (←東京地検特捜部)
(経世会)小渕恵三 (急死)(←ミステリー)
(経世会)鈴木宗男 逮捕 斡旋収賄 (←東京地検特捜部)
(経世会)橋本龍太郎 議員辞職 日歯連贈賄事件(←東京地検特捜部)
(経世会)小沢一郎  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)
(経世会)二階俊博  西松不正献金事件 (←東京地検特捜部)

(清和会)岸信介    安泰
(清和会) 佐藤栄作   安泰 *
(清和会)福田赳夫   安泰
(中曽根派)中曽根康弘 安泰 *
(清和会)森 喜朗    安泰
(清和会)三塚 博   安泰
(清和会)塩川正十郎  安泰
(清和会)小泉純一郎  安泰 *
(民間) 竹中平蔵   安泰 *
(清和会)尾身幸次   安泰
(清和会) 安部晋太郎  安泰 *
(清和会) 福田康夫   安泰 *
(麻生派) 麻生太郎 安泰 *
(清和会) 中川秀直 安泰 *
(清和会) 町村 信孝 安泰 *


経世会VS清和会

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=157877

<近代日本政界の謎>ロッキードはだめでダグラスグラマンは何故見逃されたのか?

 ダグラスグラマン事件や日歯連事件など、旧田中派と同じことを清和会もやってきている、決して清廉潔白だったわけじゃない。しかしながら何故か田中派だけ検察は捜査し政治的抹殺を図る。調べたら、わかる。公平、恣意性はないと言い張っても、これだけ並べても、いまだ誰も検察に問い詰めない。今度の小沢事件でも検察も捜査の対象になった鳩山小沢も適正で公平な捜査が行われていると主張する不思議さ


ロッキード事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6

最近、米国公文書に中曽根元総理が自分が関わった記述を公文書からはずしてくれと要請があったことを記録する文書の存在が明らかになった。

また、キッシンジャーへの「仕掛けたのは、あなたですか」とのマスコミの問いに「オフコース」と発言したという逸話がある


ダグラス・グラマン事件

米国証券取引委員会(SEC)が、MD社が自社戦闘機の売込みのため、1975年に1万5000ドルを日本政府高官に渡したことを告発した事件。高官とは、岸信介、福田赳夫、中曽根康弘、松野頼三の4名。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6


 「政治家の汚職事件として、ロッキード事件がマスコミに取り上げられることはよくありますが、なぜかダグラス・グラマン事件は出てきません。
  しかも、ロッキード事件では田中角栄前首相が有罪判決を受けたのに対して、ダグラス・グラマン事件では、「検察首脳会議において、『政治家の刑事責任追及は、時効、職務権限のカベにはばまれ断念する』ことを確認し、ダグラス・グラマン事件捜査終結を宣言。日商岩井関係者のみ3名を起訴」したにすぎません」
(日々是勉強ブログより)
http://roronotokoro.blog113.fc2.com/blog-entry-75.html

2005年の郵政解散総選挙を機に、国益派((郵政民営化に反対する勢力)は衰退。

離党の後、新党に参加か無所属へ。無所属議員の多くは自民党に復党。復党するとき党議拘束に今度反対したら議員辞職するという念書を取られたのでそれ以降は党執行部(清和会)のイエスマンへ変身。以降、粛々と郵政民営化が進められた





http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=165378

>つまり、一連の守屋問題とは、津島派+小沢という、いずれも田中角栄の流れを汲む国益派を潰し、属米の自民主流派(清和会=小泉・安部・福田)による支配力を絶対のものとする画策と見て間違いないだろう。
>なるほど守屋問題は「平成のロッキード事件」そのものと言える。

この分析には非常に納得させられた。
そしてその流れの中、守屋武昌前防衛事務次官ががついに「久間先生と額賀大臣」という具体的な名前を出し、山田洋行元専務の宮崎元伸もこれを認めたようだ。

そのことに対し、山崎行太郎氏のブログリンク 、神州の泉リンク で疑念が呈されている。こちらも非常に納得のいく分析であるので引用したい。

(以下「文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』」より引用)
僕は昨日の守屋前防衛次官への二回目の喚問を見ていないので何とも言えないが、ついに久間、額賀という政治家の具体的な名前が飛び出してきたようだが、あまり喜ぶのは早すぎるように思われる。久間、額賀が同席したかもしれないが、いずれの宴席も、普通の単なる宴席だった可能性が高く、そうなれば、別に問題はないわけで、守屋前次官や宮崎元専務らと宴席を共にした政治家なんて他にもいくらでもいるはずだからだ。現に、守屋前次官は、他にも政治家が同席していたと証言しているようである。しかしそれにしても、久間、額賀の名前を出した意味は大きい。これからマスコミや国民の目は、この二人の「元防衛大臣」に集中することになるわけで、この二人の政治家の政治生命はこれで終わったと見ていいだろう。しかし、不思議なのは、またしても、名指しされた政治家が、特に額賀のことだが、旧田中派、旧経世会であることである。それに対して、何故、小泉や飯島の名前が出てこないのか。守屋が次官を勤めていた5年間は、ほぼ小泉政権の5年間と重なっているではないか。守屋の政界人脈の中心は久間、額賀ではないだろう。僕は、守屋が、政治家の名前として苦し紛れに、久間、額賀の名前を出した背景には、「司法取引」のようなものが隠されていると考える。本当の黒幕は、久間、額賀ではない。彼らは当て馬にすぎない。つまりスケープ・ゴートにすぎない。久間、額賀をスケープゴートにして、生き延びようと画策している本当のワルは誰か? 民主党よ、そこまで切り込んでいけ。「久間、額賀逮捕」での幕引きを許してはならない。
(引用以上)


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