2024-07-29 岐阜百山⑧ 2日目 ナガザコ、水晶山、御前ヶ岳、大山白山 | 二人の山旅ブログ

二人の山旅ブログ

全国の名山、地元遠州の山を登っています。
2017年12月、食道ガン発現、アチコチ転移、治療を経て経過観察中です。
山行記録詳細: http://yamanikki.girly.jp/

8回目の岐阜百山の山旅、2日目です。

暑くて疲れが残っています。

でも、好きなこと、目標達成の為なら頑張れます。

 

今日は、ナガザコ、水晶山、御前ヶ岳、大山白山です。

ナガザコ以外は、車でのアプローチの方が、登ることよりポイントになります。

何故なら、車で山頂の近くまで行くつもりだからです。

 

結果、予定通りハプニングもなく終了しました。

 

*** ナガザコ ***

 

■ナガザコとは

変な名前の山なので調べてみました。

アチコチにナガザコ、ナガサコがあるようです。

 

四万十町地名辞典から原文引用

編集子:奥四万十山の暮らし調査団・高知「地名と風土」
    武内文治氏

[ナガサコ]

追(サコ)は山の尾根と尾根の間の狭くなったところをいい、「蕨川谷」の源であるこの地は両側の山の尾根が長く突き出た間の谷の奥の部分に位置する。長く狭くなった谷間を意味する。

 

登山口までのアプローチは長く、確かに奥深いです。

山名として名付けています。

名付け親は誰なんでしょう?

 

■日本の人口重心地

山中に、日本の人口重心地の標柱と、球状モニュメントが設置されています。

街中にも、日本の人口重心地の表示が目に付きます。

 

[総務省]パンフレットから転載

人口重心とは、人口の一人ひとりが同じ体重と仮定して、日本の人口が全体として平衡を保つこ とのできる点をいい、人間の身体で言えば「へそ」に当たるものです。 日本の「人口重心」は5年ごとに行われる国勢調査をもとに公表されており、2010年には岐阜県 関市(旧武儀町地内)にあります。

 

東京一極が更に加速しています。

モウ、東に移動しているでしょう。

浜松・舞阪、オイラの地へ、かもデス。

 

山中にヤマビル、マダニが居ます。

ご注意を。

 

●行く先  ナガザコ:関市
●山行日  2024-07-29(月)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=3:00
2:00 登山口P(7:00)→(7:30)人口重心地→(8:00)水晶山(8:20)→(9:00)ナガザコ
0:50 ナガザコ(9:10)→(9:45)人口重心地→(10:00)登山口P

●登山概略

・登山口を出発

登山口まで、すれ違いがあったら難儀する、狭くて長い道程です。

全線舗装です。

ココで前泊しました。

前日の暑さでダメージを受け、おそい起床、重い足取りでスタートしました。

 

・整備された登山道

道は整備されています。

藪などはありません。

 

・氷柱石

謂れが分かりません。

冬、岩に氷の柱が立つのでしょうか?

 

・急斜面

かなり上部マデ登って来ました。

まだ、人口重心地に着きません。

一般の人が来るのは大変です。

 

・人口重心地

遂に到着しました、もう稜線に近いです。

標柱がある所が人口重心地です。

緯度経度まで記されています。

上の分岐に、球体モニュメントが設置されています。

 

・モニュメント

面白い形の記念碑です。

 

[球体に書かれている文字]

 

・水晶山に向かう

モニュメント分岐で左折、稜線下の斜面を西に歩き、稜線の方向転換点に来ました。

戻る様に稜線尾根を登って行きます。

 

・水晶山入口を入る

P540で左折、少しダウンアップすると水晶山の山頂です。

 

・水晶山の山頂

雑木に囲まれたタダのピークです。

スグ戻ります。

昔、水晶がザックザックだった山だったのかも。

 

・マダニ

何かくっ付いてる?マダニだ。

何処に喰いつこうか移動中でした。

コンニャロー、ひっ捕らえて、ぶっ殺しました。

水晶山の守りダニだったのかも。

 

・大岩帯

水晶山分岐に戻り東進します。

間もなく、大岩帯が現れます。

縫うように進み抜けます。

危ない所はありません。

 

・尾根道を行く

右は植林帯、左は雑木帯の尾根道です

 

・送電鉄塔とナガザコ山頂

コース中、送電鉄塔の所だけに展望があります。

ナガザコの山頂も見えます。

 

・唯一の展望

北西方向、市街地が見えています、

郡上市の福野駅方面でしょう。

 

・ナガザコ山頂へ

鞍部に下って、暫し登り返せば山頂です。

 

・ナガザコ山頂にて

山頂部は平坦で、二等三角点が設置されています。

展望はありません。

 

・稜線分岐

来た道を戻って、稜線分岐で左の人口重心地への道に入ります。

 

・人口重心地分岐

戻って来ました、周回の終わりです。

登って来た沢筋道を下ります。

 

・登山口に戻る

10:00、気温が急上昇する前に戻れました。

でも30度を超えています。

 

・なんか付いてる

おなじみさんです。

 

新顔も現れました。

 

ナガザコと言う名前も変ですが、変な生き物がいます。

日本の人口重心地につられ、安易に山に入ると痛い目に合います。

 

次は水晶山です。

関市富之保から県58を東進、七宗町(ヒチソウチョウ)に入りました。
寺洞から沢沿いの狭道を走り、水晶山の山頂に向かう枝林道入口に着きました。
尚、この林道は、菅田桐洞(スガタキリボラ)に出るまで全線舗装です。

 

 

*** 水晶山 ***

 

水晶山への枝林道入口にはゲートがあります。

このゲートが登山口となります。

駐車場は無いので、路側スペースに駐車し出発です。

 

往復、ぜ~んぶ林道歩きです。

今日もカンカン照り、出来るだけ木陰を歩きました。

山の感想は・・・暑かった。

苔岩が幻想的でよかったです。

 

●行く先  水晶山(スイショウザン):七宗町
●山行日  2024-07-29(月)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=1:50
0:50 林道ゲート(11:10)→(12:00)水晶山

0:40 水晶山(12:20)→(13:00)林道ゲート

●登山概略

・駐車地を出発

峠はカーブになっています。

手前が登って来た方向です。

 

・林道入口

スグ先にゲートが見えます。

ココが実質、登山口です。

 

・林道を歩く歩く

木陰を歩きます。

何故なら、暑いからです。

寒い時期なら逆です。

 

・サルトリイバラ

青い実を付けています。

秋になると熟して赤くなります。

少し色づき始めた頃が食べごろです。

 

・苔壁

コンクリート壁面にビッシリ生え、光が当たり幻想的です。

この山で一番いい所です。

 

帰りはこんな感じです。

素敵ですね。

 

・山頂手前の展望地

北方向の山並み。

 

・山頂部に到着

奥に電波塔、手前は植林帯です。

左奥の森の手前、植林帯との境に三角点があります。

 

・水晶山にて

二等三角点です。

展望は東(左)に行った所に、チョコットあります。

 

山頂展望:南方向、奥に恵那山が見えます。

 

・ゲートに戻る

来た林道を戻り、ゲートに帰着しました。

車は左スグにあります。

 

次は、直ぐ北の御前ヶ岳です。

舗装の林道を北に下り、金山町菅田桐洞(スガタキリボラ)に出ました。

 

峠を下り始めた所からの水晶山です。

立派な山容を誇っています。

 

 

*** 御前ヶ岳 ***

 

菅田桐洞(スガタキリボラ)に下り、県道58を横切り、菅田貝洞(スガタカイボラ)へと北上します。

貝洞の最後の民家を過ぎるとゲートが有ります。

開けて閉めして通過します。

このスグ先からダートですが、路面はホボ良好です。

ファンカーゴ(最低地上高15cm)で一度も底を擦りませんでした。

夏草も被っていません。

 

山頂直下の広場に駐車し、ミニミニ周回しました。

0:15で御前ヶ岳を終了しました。

 

●行く先  御前ヶ岳:下呂市
●山行日  2024-07-29(月)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=0:15
0:15 山頂広場(13:50)→(13:55)御前ヶ岳(14:00)→(14:05)山頂広場
●登山概略

・貝洞のゲート

開け閉めして通過します。

写真は帰りに撮ったものです。

向うが貝洞、手前が山頂方向です。

 

・山頂広場に駐車

真っすぐの所に登り口があります。

 

・登り口

道標はありませんが道はあります。

白い標柱が目印です。

 

・階段道

間もなく、階段道を登る様になります。

 

・山頂に着く

右から上がってきました。

振り返る様に写しています。

神社の裏(北)に山頂があります

 

・御前ヶ岳にて

三等三角点が設置された山頂です。

展望はありません。

 

・林道に下る

南に下ると林道に出ます。

正面参拝道はどっちなんでしょう?

 

・山頂広場に戻る

林道を歩いて広場に戻りました。

左奥が戻る貝洞方向です。

 

次は、2日目最後の山、大山白山です。

菅田桐洞交差点に戻って県道58を東進、国41に出て南下、下油井駅の南から大山白山への道に入りました。

 

*** 大山白山 ***

 

下油井駅の南から大山白山神社大駐車場へ至る道は、快適な舗装道です。

途中に大森神社の大杉、美濃白川ゴルフクラブがあります。

[大森神社の大杉]

アプローチに全く問題は有りません。

 

大山白山神社の境内を一周しました。

御嶽山が正面に見える山頂の展望デッキ、天然記念物の大スギが印象的でした。

 

●行く先  大山白山:白川町
●山行日  2024-07-29(月)
●メンバー 妻と私
●コース  国土地理院

●登山行程 全行程=0:50
0:50 駐車場(15:15)→(15:30)白山(15:50)→(16:05)駐車場

●登山概略

・大山白山神社の大駐車場

物凄く広い駐車場です。

例大祭の時は一杯になるのでしょう。

カンカン照り、駐車場隅の木陰に止め出発しました。

 

・本殿へ

200段近い階段を登って行きます。

 

・本殿に着く

鳥居の奥が本殿です。

本殿から、左に行き右折、尾根を登りました。

本殿から、右に行くのが通常ルートです。

 

・本殿の裏を登る

言わば裏ルートです。

道はシッカリしていて、歩行禁止もされていません。

 

・山頂に着く

右が奥宮、奥宮の向こうに三角点があります。

左に展望デッキがあります。

 

・展望デッキ

鉄製の立派なデッキです。

民間三社の寄進だそうです。

正面に御嶽山が見えます。

左に本家の白山が見えるようですが、今日は雲が多く駄目です。

 

[展望デッキ]左展望

白山方面ですが、今日は見えません。

 

[展望デッキ]右展望

上の写真の右から続きます

左端が御嶽山・小秀山で、右に奥三界岳へと続きます。

 

・大山白山にて

ココが山頂です。

三等三角点が設置されています。

奥は奥宮です。

 

・奥殿から下山開始

展望デッキを出発、奥宮の正面に回り、階段を下ります。

 

・参拝ルートで本殿へ下る

下る途中の右に、天然記念物の大スギがあります。

 

・大山白山の大スギ

来た時に見た大森神社の大スギと、ドッコイどっこいの大きさです。

屋久スギと比べると、だいぶ小さいです。

 

・大駐車場に戻る

これで大山白山は終了です。

チョット味気ない登山?でした。

 

2日目はこれで終わりです。

今日もソコソコ汗をかきました。

きた道を戻り、国41を北上、国256に入って直ぐの、道の駅:飛騨金山ぬくもりの里温泉で入浴しました。

 

国256、国41の分岐にあるゲンキー金山店で食料を購入しました。

明日の一番は、火打峠から高天良山(タカデラヤマ)です。

火打集落経由で向かいました。

 

 

2024-07-30 岐阜百山⑧ 3日目 高天良山、吐月峰 に続く