トランプの共和党大会における大統領候補指名受諾演説は、損得勘定を脇に置くなら、しかもあなたがスピリチュアルに目覚めているなら、誰もが納得出来て感動できるものだったのはないでしょうか。

 

この世の出来事は、すべて神に責任があると、ホーキンズ博士はいいます。であれば、暗殺されず生き残ったトランプは、疑う余地なく、神によって生かされたのですよ。

 

90%以上の人々が、神の存在を信じているアメリカならば、スピーチの最初の方で語られた「神に守られた」は、誰もが感動するでしょう。

 

私も、ライブで見ていて感動しました!!!

 

日本のメディアは、速報ではその部分に触れていないのですね。日本人にとって「神」という言葉には、強いアレルギーのある証拠でしょう。

 

何故なら、『信教の自由』という欠陥憲法により、カルト天国の日本で、「あなたの神は、どの神」というのが挨拶代わりでもあり、そして私が、誰に対しても「自然神ですよ」と話しても『ポカン顔』になるのですから・・・。

 

自然神とは、天であり、主であり、あなたと、この宇宙と生きと生けるあらゆるものの創造主であり、唯一の実在であり、また唯一の絶対者ですね。絶対者たる神がおられるからこそ『モーゼの十戒』は、守らねばならないのですよ。

 

さて、昨日に続き、どうして人は意見が異なるのかを、みてゆきましょう。

 

 

意識レベル200未満は、コンテント(content:内容/中身/個々の事象)のみに焦点を当てます。

意識レベル200から500未満は、コンテントに加えコンテクスト(context:背景/前後関係/情況)にも焦点を当てます。

意識レベル500以上600未満では、コンテクストでコンテントにも焦点を当てます。

意識レベル600以上ではコンテクストのみに焦点を当てるということ。

 

意識レベル200未満で、この世の出来事は、機械的(無感情)で、単純に割り切る(mechanical, simplistic)ことが出来るものです。ゆえに快楽の追求、贅沢の追求など正当化されますね。

意識レベル200から500未満で、この世の出来事は多因子(multifactorial)ですから、色々受け入れられるようになるものの、それはあくまでも頭の中で・・・。

意識レベル500以上600未満でこの世の出来事は、意志に基づいて(volitional)いるためすんなり様々なことを受け入れます。

意識レベル600以上で、この世の出来事は見えない本質のものが徐々に現れて(emergent)幻(映像)を創り出す完璧であるものの、あくまで『幻し』の世界と判明します。。。

 

この違いは、例えば、200未満の人は、単純に他者に白黒のレッテルを張ります。あの人は出来る人で、あの人はダメな人のようにですね。

 

200以上500未満の場合に、人は長所もあれば短所もあると多くの面を持つことを受け入れます。

 

500以上600未満で 人は、すべてその人の意志による選択によって思考し行動していると分かります。

 

600以上の人は、この世界が見えない次元で完璧なものが、徐々にこの世界に現れ見えるようになってゆくと分かります。

 

ですから、その人が、この世界をどうとらえているかで、その人の意識レベルを知ることが出来ます。

 

意識レベル200未満は、自分を身体(body)と同一視します。

意識レベル200から500未満は、自分を知能(mind)と同一視します。

意識レベル500以上600未満で、自分は精神(spiritual)とみます。

意識レベル600以上で、この世のすべては実在(presence)によるとみます。

 

200未満の方々は、身体が無くなったら終わりというように考えるため、この世での享楽こそ幸福のようにみるでしょう。

 

200以上500未満の方々は、思考の優秀さこそ人の特性であると思い、神さえ理性でとらえ、その結果として哲学が生まれました。

 

500以上600未満では、スピリチュアルの真実に気づき始め、様々な物事を直観できるようになり、この世はスピリチュアルに目覚めることで、初めて本物の幸福にたどり着けることに気づかされます。

 

600以上では、神こそがすべてで、神以外に実際何も存在していないことに気づかされます。