大谷翔平は、メジャーリーグ公式の記者サラ・ラングスによると、オールスター史上で勝利投手と本塁打を記録した最初の選手となりました。彼はオールスターでドジャース史上、初めてランナーを置いて本塁打を打った選手になりました。

 

先日、同記者によると彼は、メジャーでのデビューから800試合(投手のみの出場試合を除く)以内に200本塁打、500打点と、100盗塁に到達した唯一の選手になったばかりで、また1901年以降、史上初めて1試合に死四球、盗塁、三塁打と、本塁打を記録した選手にもなったのですよ。また、昨年までに史上初めて10勝以上10本塁打以上を2回達成しています。昨年は、ダブルヘッダーで完封と、2本の本塁打を放ったのも史上初めて・・・。

 

彼の公式記録の書き換えは、あまりにも頻繁で、凄過ぎて形容する言葉さえ浮かびません。彼は、ただただ、まさに野球の申し子ですね。

 

そのようなスーパースター同様に、アメリカ政治の分野でも、根底から記録を塗り替えるかも知れない人物がいます。

 

先日、暗殺未遂に遭遇したドナルド・トランプ、その人です。たまたま彼はスピーチ中に巨大パネルに目を向けた瞬間、銃弾は彼の右耳を貫通しました。もしも聴衆の方を見ていたなら、彼は即死していたでしょう。これこそは、カルマを象徴する出来事です。言い換えると天の配剤、神のご計画と言えるでしょう。

 

彼は、これからも暗殺の危険に常にさらされるでしょう。何故なら、彼はアメリカのアンタッチャブルな部分に土足で踏み入れ、しかもその勢力を一掃しようとしているのですよ。アメリカのこれまでの歴史は、世界を平和へ導こうとするアメリカ大統領が、常に暗殺されるか暗殺未遂事件のエピソードに彩られています。

 

ところで、民主主義を運営するためには、意識レベル410が求められます。しかしながら、現実に人類の80%もの人々が、意識レベル200を下回っていますね。アメリカでさえも、市民の55%は下回っていると言う現実・・・。

 

 

有権者の大多数が意識レベル200を下回っているのがですから、簡単に人々は洗脳されるのも頷けますよ。

 

民主主義の較正(計測)値410の理想と、有権者の大多数の人々が200未満というギャップは、民主政治の混迷の理由を明らかにしています。そういう訳で、いまだに虚偽のレベルの較正値170である多数決で物事を決めるのは、民主主義を掲げている西側諸国の政治システム自体、まだまだ未熟な状態にあるということですね。

 

ゆえに今のところ選挙で選ばれるのではなく、古代共和制ローマの元老院ように、政治を教養のあるプロ(450)に委ねる寡頭制(415)が、人類にとっては最適であると言えます。

 

民主制の欠点を、例えばアメリカの軍産複合体ロビーや、ユダヤロビーのリーダーは、狡猾に利用しているとも言えます。

 

トランプの大統領返り咲きは、利益誘導型の団体の意向が無視され、彼等や彼女等にとって死活問題になります。世界が平和になると、軍人や諜報機関の仕事は減少します。軍人や諜報機関に勤務している方々は、お役人です。お役人は、忙しくしていないと解雇されるため、仕事を無限に作ります。

 

これは、第一次世界大戦におけるドイツ敗戦の要因についてマックス・ヴェーバーの講義録『職業としての政治』でも述べられています。お役人の自己増殖を、皇帝ヴィルヘルムII世は、自分が楽になるため放置しました。結果として官僚機構の複雑化は、皇帝の目が行き届かず制御できなくなり、外交に問題が生じたと述べている通り、これは現代の西側諸国の官僚機構にも当てはまるかと。

 

トランプは、ホーキンズ博士の『Book of Slide』に複数回、取り上げられています。その内容は、彼には「私心」が全くなく、ゆえにカジノを含め、どのような事業においても莫大な富を得ることが出来たというエピソードが書かれているのですね。

 

彼は、バイデン政権から、幾つも言いがかりのような訴追がなされ、常々「魔女狩りのようだ」と口にしていました。アメリカの利益誘導型ロビー達の主張通り、日本のメディアで多くは、トランプに対する痛烈な批判放送のオンパレードでしたね。それほど彼の「私心」のない純真さこそ、既存の下心だらけのロビー達にとって彼は、恐怖の対象である証拠でしょう。

 

先日、共和党大会に現れたトランプの表情と態度は、暗殺未遂事件前と一変していました。

 

トランプのいう『アメリカファースト』が、自然神と自然法に基づくなら、「私心」のない彼は、この世界を大きく変えるでしょう。

 

それが神の御心であれば・・・。