カルマの仕組みを、あなたはご存じでしょうか?

 

昨日も述べた通り、あなたの思考や行動は、それぞれ周波数を持っています。『意識レベル』によって周波数が異なるのは、『パワーか、フォースか』などに書かれている通りです。

 

 

あなたは、それはあくまでもスピリチュアルに関するものであって、言い換えると意識の成長を促すものである一方、この世の出来事とは直接結びついていないことに気づかねばなりません。

 

ほとんどの霊魂(psyche:soul)は、何回もの転生を重ねてきています。

 

ホーキンズ博士によると、どの人も、人を殺した経験があるといいます。

 

しかも、そのような経験はそれほど昔の話ではありません。

 

例えば4世紀ごろまでのゴート族やフン族は、敵対者を皆殺しにしていました。

 

17世紀にドイツを舞台に繰り広げられたプロテスタントカトリックの代理戦争である『ドイツ30年戦争』では、ドイツの農民の90%が殺害されたという説があります。これによって人類で初めて戦争の方法に規制を設ける『ウエストファリア条約』が結ばれます。

 

その後20世紀初頭には、『ハーグ条約』のように、更に洗練された条約が各国で締結されるものの、第二次世界大戦で5千万人から8千万人もの人々が命を落としています。それは当時の全人類の人口の約2.5%が犠牲になったということ。

 

人類の誰もが、それらで起きたネガティブなカルマを、後の転生で解消せねばなりません・・・。

 

さらに付言すると、あなたがスピリチュアルに目覚め、意識レベルの向上に取り組み始めると、一斉にカルマが動き出し、あなたの過去の清算を求められるため、若干騒がしい人生になるとホーキンズ博士は述べています。

 

そして、カルマとは、あなたのみならず、家族、親族、一族、部族、地域、国家、文化、人種や、信仰といった、あらゆるレベルにあります。

 

ゆえに、あなたが常に愛の思考に基づき行動をしていたとしても、あらゆるレベルのカルマがあなたを襲います。

 

たまたま、すべてが順風満帆な人生もあり得るでしょうが、可能性としてスピリチュアルに気づかなかったため、カルマが動かなかったのかも知れないということです。

 

そのカルマは、博士によると「完璧な公平さと公正さを保証されている『全能の神』の完璧な判断」とのこと。

 

ゆえに、この世の出来事の責任は、あなたにあるのではなく神にあるのですよ。

 

例えば、ガザ地区の路上で無邪気に遊んでいた何の罪もない子供達が、イスラエルの攻撃で死んでしまうなら、それはカルマです。

 

そう、子供達は見事にカルマを解消しました。

 

ハマスは、子供達に対しアメリカを敵視し憎しみを煽る教育をしていると言います。これは例えば中国政府が、共産党への不満の矛先を、反日キャンペーンを繰り広げることで日本へ向けさせるようなものです。

 

ゆえに、もしも親達は、イスラエルやアメリカを憎み、また生涯、子供達の死に嘆き悲しむなら、それこそスピリチュアルの真実に反しています。

 

中国政府は、先日、日本人親子が襲撃されると、途端に反日キャンペーンを止めたそうですね。いかに無神論に基づく政府は、虚偽を正当化することが常態化しているかわかります。

 

現代日本も、戦後の無神論教育によって道徳が崩壊しています。鹿児島県警や海上自衛隊の不祥事、兵庫県知事のパワハラ、川崎重工の裏金、繰り返される損保業界や建設業界などの談合(カルテル)など、日本も中国同様に不祥事が頻発し大変なことになっています。

 

スイスの憲法のように、日本国憲法にも、自然神と自然法の明記することは必要です。さらに、無神論教育を一刻も早く止めねばなりません。

 

そういう訳で、自然神と自然法に基づき生きてゆく必要性に、人類のすべてが気づくなら、争いのみならず、そのような不祥事など、ほとんどはなくなることでしょう。誰もが、ネガティブなカルマを積み上げないためにも、自然神と自然法に理解は欠かせません。